
- レオパに温浴させて効果あるの?
- 温浴の時の水の温度は何度にしたらいい?
- 温浴ってどのくらいの頻度で行うの?
- 温浴時間を詳しく知りたい

私、くま村長。
爬虫・両生類の飼育者です。
・YouTubeチャンネル 登録者2000人突破!
当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。
温浴の活用は、レオパの健康飼育につながります。

飼ってるレオパにはできる限り、健康でいて欲しいですもんね。

この記事では、温浴のやり方と効果について具体的に解説します。
レオパの健康飼育の提案をする試みです。
この記事では、以下の点を詳しく解説します。
- レオパの温浴の効果
→『脱皮不全の解消』
→『拒食の応急処置』
→『脱水症状からの回復』
→『便秘の解消』
→『清潔維持』 - レオパの適切な温浴のやり方
→『頻度』
→『水位』
→『温度』
→『時間』
→『終了時のケア』
この記事を読めば、温浴を安全に行うことができます。

レオパ飼育のレベルが上がること間違いなし!な内容です。

読み進めて確認してみてね。
レオパードゲッコーの温浴の効果とは?

まずはレオパの温浴の効果について解説します。

メリットを知れるのはありがたいですね。
【レオパードゲッコーの温浴の効果】脱皮不全解消
温浴は脱皮不全の解消に効果があります。
☆脱皮不全とは☆
成長のための脱皮で古い皮が残る状態。
そのままにすると、指や尾の壊死・目の炎症につながる。

私たちは、3〜4週間(幼体は1〜2週間)のペースで脱皮をするから、脱皮不全は大敵なんだ。

脱皮不全の原因は様々ですが、温浴はその対処法の一つです。
温浴で皮膚を柔らかくし、残った皮を取りやすくします。
温浴では皮膚を柔らかくした後、綿棒やピンセットなどを使い、残った皮を取ります。

温浴+サポートが必要ってことですね。
【レオパードゲッコーの温浴の効果】拒食時に応急処置
温浴は拒食に陥ったレオパに対して効果があります。
☆拒食とは☆
レオパが何らかの原因によって餌を食べなくなる状態。
健康なら1週間ぐらい食べなくても問題ないが、長期にわたると危険。

温浴をすると体温が上がって、食欲のスイッチが入ることがあるよ。

拒食には様々な原因があり、対処法も様々です。
温浴はその対処法の1つなんですよね。
【レオパードゲッコーの温浴の効果】脱水症状からの回復
強制的に水分補給できる温浴は、脱水症状にも効果があります。

脱水症状ってどんな時になるの?

飲み水をちゃんと与えていれば、脱水症状にはなりません。
ただ飼育環境が不適切な場合、その限りではありません。
★不適切な水分状態の例★
- 水切れの長期間の放置(不注意・長期不在)
- ショップでの水分不足(店舗管理不足)
- 長時間の移動による水分不足

脱水症状の原因は管理不足・不注意によるところが多いです。
そこからの回復に温浴は有効です。
【レオパードゲッコーの温浴の効果】便秘の解消
温浴はレオパの便秘解消に効果があります。

便秘ってどんな時になるの?
★便秘の原因の例★
- 水分不足
- 低温による代謝低下
- ストレス
- 運動不足

温浴は体温が上がるから、排泄が促されるんだ。

逆の言い方をすれば温浴のさせすぎは、栄養を吸収できないままの排泄を促すことにもなります。
無計画な温浴は避けるべきです。
【レオパードゲッコーの温浴の効果】身体を清潔に保つ
温浴はレオパの身体を清潔に保つ効果があります。

汚れを洗い流してくれるってことだ。

身体が汚れたままだと、皮膚病のリスクが増えるよ。

確かに不衛生は色んな病気の温床ですよね。

不衛生・高湿度はダニの発生にもつながります。
ダニはレオパに直接的にも間接的(ストレス)にも、ダメージを与えます。

温浴に限らず、飼育環境は清潔にね。
レオパードゲッコーの温浴のやり方とは?

温浴の効果がわかったところで、続いてはそのやり方です。
【レオパードゲッコーの温浴のやり方】頻度

効果を見た通り、温浴はレオパに何らかの症状が出た時に行います。

定期的にやる必要はないってことですね。

自然では温浴なんてしないからね。
頻繁にされるとストレスになるんだ。

温浴は『治療の一種』であるという認識を持つといいでしょう。
【レオパードゲッコーの温浴のやり方】水位
続いては温浴時の水位です。

私たちは泳ぐのは得意じゃないの。
溺れないようにしてね。

ということで水位は、レオパが両手両足で立ち顔が確実に出るくらい。
具体的に言うと、お腹が浸かるくらいです。


ここは慎重にしないといけないですね。

温浴中に万が一が起こらないように、観察しながら行いましょう。
【レオパードゲッコーの温浴のやり方】温度
続いては温度です。

水温は30〜35℃を保つようにします。
水温は徐々に下がるので、35℃からのスタートがいいでしょう。

35℃以上にならないように気をつけてね。

オーバーヒートは非常に危険です。
水温はしっかり確認しておきましょう。

徐々に下がる水温に、どう対応したらいいんですか?

足し湯ですね。
35℃の温水を用意し、少しずつ足すやり方がオススメです。
【レオパードゲッコーの温浴のやり方】時間

温浴はどれくらいの時間、すればいいんですか?

5分が目安です。
それ以上はストレスになる可能性があります。
【レオパードゲッコーの温浴のやり方】身体に水分が残らないように
温浴終了時は、レオパの身体を拭いて乾燥させるようにします。

水分が残ってると、体温が奪われてしまうの。

余計な体力を使わせないためにも、これは必要です。
具体的には、乾いたタオルでレオパを包み込むようにして水分を取りましょう。


水分を取ったら飼育環境に戻します。
まとめと関連
☆この記事で話したこと☆
- 温浴は頻繁にやるのではく、治療の一環として行う
→健康時にする必要はない - 水温は30〜35℃を保つ
- 5分くらいで終わらせる
- 終了時には身体を拭いて乾燥させる
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