
- 金魚ってどんな種類があるのか分かりやすく知りたい?
- それぞれどんな特徴なの?
- どの種類が飼いやすくて長生きなのかな?
- それぞれの種類の相場の値段が知りたい

私、くま村長。
爬虫・両生類の飼育者です。
・YouTubeチャンネル 登録者2000人突破!
当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。
この記事では、金魚の種類を一覧で解説していきます。
まずは前提として…


金魚の原点はフナです。
約1700年前、中国で突然変異で赤くなった『ヒブナ』が発見されました。
そのヒブナを品種改良を加えたのが金魚なんですね。


金魚は遺伝的変異を起こしやすい特徴があり、それを活かして様々な種類の金魚が生み出されていきます。
この記事では、以下の点を重視しながら金魚の種類を一覧で紹介します。
- 金魚が泳ぐ姿を動画で紹介
- それぞれの種類の寿命を明記
- 種類別の飼いやすさと値段の参考値を記載

この記事を最後まで読めば、金魚の事がより深く知れます。
読み進めて確認してみて下さい。
★値段は『くま村長調べ』★

一般的な値段を提示しています。
金魚は『大きさ』や『産地』、『柄の美しさ』などによって値段が変化します。
参考値として、ご確認下さい。
金魚の種類一覧【飼いやすさ・値段・寿命を総合解説】

まずは原型から始まる、金魚の種類を紹介していきます。
和金【金魚の中でポピュラーで原点】

金魚の原点となる種類で、フナに近い姿をしている。
現在の金魚の種類は、ほぼこの和金から派生。

尾の形や体色などが様々で、和金の中でもたくさんの種類があります。
- 寿命:10年〜15年(平均)
- 飼いやすさ【★★★★★】
→丈夫で飼いやすいが、原種に近く気性が荒い
→20㎝を超えるほどに成長する - 値段
→金魚の中では価格が一番安い
→小赤なら1匹100円程度で売られている
和金はその大きさに対して「小赤」「小和金」「姉金」などの呼び方があります。
▼一番小さな小赤▼

お祭りの金魚すくいでよく見られるのは、この『小赤』ですね。
和金のいろんな種類

冒頭でも話した通り、和金にもその形や柄で色んな種類があります。
紹介していきます。
▼もみじ和金▼

透明鱗を持つ和金です。
尾はフナ尾で、3つ尾になると高値で取引されます。
▼サラサ三つ尾和金▼

尾が三つ尾になっている和金です。
▼キャリコ三つ尾和金▼

キャリコとは『まだら』の意味です。
鮮やかな和金で、通常より値段も高くなります。
鉄魚
和金とフナの交雑種と考えられる種類。
鉄魚は鉄魚として生まれると、和金やフナに戻ることはない。

金魚ではありませんが、近い種なので紹介します。
- 寿命:10年ほど(平均)
- 飼いやすさ【★★★★☆】
→丈夫で飼いやすいが、最大30㎝ほどに成長する - 値段
→稚魚が1000円ほどで販売されている
→扱っているショップは少ない
琉金【金魚と言ったら思い浮かぶ王道の金魚】
金魚と言ったら琉金を想像する王道の種類。
体高のある丸い体で、長い手足尾びれが優雅さが特徴。

和金が突然変異し、定着した種類です。
中国から琉球を経由して日本に来たので、「琉」金と呼ばれます。
- 寿命:5〜8年ほど(平均)
- 飼いやすさ【★★★★☆】
→丈夫で飼いやすい
→動きが遅く、活発な種類との混泳は向かない - 値段
→普通種なら1匹500円程度で販売されている
→人気種で金魚を扱うショップでは、ほぼ確実に扱われる
出目金【眼球に特徴がある有名種】
体形は琉金型で、左右に突出した大きな眼球が特徴。
琉金の突然変異(病的要因)で、眼球が突出したものを利用して作出。

明治時代に中国から伝わった種類です。
- 寿命:7〜10年ほど(平均)
- 飼いやすさ【★★★☆☆】
→目が傷つきやすく、病気にかかりやすい。
→活発種との混泳は避ける - 値段
→1匹500円程度、人気のある種類で入手しやすい
地金【古い歴史を持つ日本で生まれた金魚】
和金の突然変異により作出。
孔雀尾と呼ばれる開いた尾が特徴。


愛知県では天然記念物に指定されています。
- 寿命:10年ほどのポテンシャルはあるが、短命で終わる場合が多い
- 飼いやすさ【★☆☆☆☆】
→他の金魚との混泳は向かない
→色揚げをしないと本来の美しさが出ない - 値段
→高級魚で5000〜10000円ほど
朱文金【丈夫で飼いやすい色鮮やかな金魚】
赤・白・黒の3色が交わり合った体色で、和金体型。
フナ尾和金・三色出目金・ヒブナの交配で生み出された。

日本原産の金魚です。
- 寿命:10〜15年(平均)
- 飼いやすさ【★★★★★】
→とても丈夫で入手も容易
→最大で30センチほどになる - 値段
→一般的な個体は1000円ほど
オランダ獅子頭【頭部に迫力ある高級魚】
発達した頭部(肉瘤)が特徴。
琉金の突然変異を選別・固定化した。


江戸時代に中国から渡来しました。
珍しいものが『オランダ物』と呼ばれ、獅子の様に発達した頭部と併せて命名されました。
- 寿命:5〜10年(平均)
- 飼いやすさ【★★☆☆☆】
→冬季の管理が難しい
→25〜40㎝ほどのかなり大型になる - 値段
→高級魚で5000〜10000円ほど
→稚魚なら1000円ほどで販売される
▼オランダ獅子頭(白)▼

こういう立派な個体になれば値段も高くなります。
土佐錦【金魚の女王と呼ばれる高級魚】
琉金体型で、反転して広がる平付の尾が特徴。
高知県の天然記念物。

愛好家の多い金魚で、品質の良いものは高値がつきます。
- 寿命:5〜6年(平均)
- 飼いやすさ【★☆☆☆☆】
→体質が弱く、病気にかかりやすい
→本来の美しい姿を引き出すのに、経験を要する - 値段
→血統や年齢によって大きく変わる
→一般的には1000〜10000円程度
らんちゅう【金魚の王様と呼ばれる愛好家が多い金魚】
背びれがなくずんぐりした体型が特徴。
和金から品種改良され、マルコ(背びれのない金魚)を経て作出。

背びれがないので、上からの鑑賞に適した金魚です。
- 寿命:5〜6年(平均)
- 飼いやすさ【★★★☆☆】
→水質に敏感で転覆病になりやすい - 値段
→一般的には1000円ほど
→質のいいものは数万円になる
東錦【関東を中心に人気のある金魚】
関東で誕生、オランダ獅子頭体型で色彩の豊かさが特徴。
「三色出目金」と「オランダ獅子頭」の交配により作出された。

頭に赤が入った個体は評価が高いとされています。
かつてはらんちゅうに次ぐ、愛好会の数を誇った人気の品種です。
- 寿命:5〜15年(平均)
- 飼いやすさ【★★★☆☆】
→泳ぎが不得意なので、小赤系の金魚との混泳は向かない - 値段
→一般的には数千円
→品評会クラスだと数万円になる
江戸錦【日本の金魚文化を代表する金魚】
「東錦」と「らんちゅう」を交配させて作られた種類。
らんちゅうの背びれの無い体型と、東錦の鮮やかさが特徴。

文字通り、江戸で生まれた日本産の金魚です。
- 寿命:5〜15年(平均)
- 飼いやすさ【★★★☆☆】
→らんちゅう型は泳ぎが不得意、水流は弱めにする - 値段
→一般的には数千円
桜錦【紅白の桜を思わせる金魚】
「江戸錦」と「らんちゅう」を交配させ作出。
江戸錦の青色を取り除いて、紅白の更紗模様にしている。
透明鱗と普通鱗が混じり合った、モザイク透明鱗を持つ。

昭和後期から平成に入って作られた、比較的新しい品種です。
- 寿命:5〜10年(平均)
- 飼いやすさ【★★★☆☆】
→らんちゅう型は泳ぎが不得意、水流は弱めにする - 値段
→一般的には数千円から
海外で生み出された金魚の種類

金魚は中国で始まり、日本以外でも愛されています。

色んな国で品種改良がなされ、日本にも入ってきているんですね。
代表的な品種を紹介していきます。
丹頂【シンプルで水槽映えする種類】
身体は白く、頭部(肉瘤)が赤いのが最大の特徴(丹頂鶴を思わせるので名前に反映)。
オランダ獅子頭の色変種。

昭和30年代に中国から輸入されました。
日本でも中国でも、よく飼われる品種です。
- 寿命:5〜15年(平均)
- 飼いやすさ【★★★★☆】
→丈夫で飼育は簡単。
→肉瘤を大きくするのにはコツがいる - 値段
→数百円から販売されている

ピンポンパール【珍珠鱗の名をもつ不思議な金魚】
ピンポン玉のような体型が特徴の金魚。
中国から日本に伝わった。

作出過程は不明とのことです。
可愛い見た目が女性や子供に人気です。
- 寿命:5年ほど(平均)
- 飼いやすさ【★☆☆☆☆】
→泳ぎが下手で、特に飼育が難しい
→転覆病になりやすい - 値段
→数百円から販売されている
コメット【アメリカ産の綺麗で飼いやすい金魚】
和金の様な細長い体と長い尾びれが特徴。
更紗個体がほとんど。

日本の金魚がアメリカにわたり、そこで品種改良され逆輸入された金魚です。
- 寿命:10〜15年ほど(平均)
- 飼いやすさ【★★★★★】
→とても丈夫で飼いやすい
→泳ぎが得意なので、広い水槽で飼育する - 値段
→数百円から販売されている
▼イエローコメット▼

更紗模様ではないコメットです。
ブリストル朱文金【女性に人気な金魚】
ハート型に開いた尾びれが特徴。
体型は日本の和金に近い。

イギリスのブリストル地方で朱文金を元に作出されました。
- 寿命:5年ほど(平均)
- 飼いやすさ【★★★★☆】
→丈夫で飼いやすい
→ハート型の尾びれを保つのには経験がいる - 値段
→1000円前後から販売されている
まとめと関連
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