
- コーンスネークの寿命って?
- モルフによって寿命って違うの?
- 飼育下ではどのくらい生きるの?
- コーンスネークの寿命の最長は?

私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。
当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。

生き物を飼う時、どのくらい生きるかって気になりますよね。

寿命を知るのは、『飼育の覚悟』に繋がるんだ。
大事なことだよ。

ということでこの記事では、コーンスネークの寿命について詳しく解説します。
コーンスネーク飼育のイメージを、明確にする取り組みです。
この記事では、以下の3つを深掘りしていきます。
- コーンスネークの飼育下での寿命は『10年〜15年』
- コーンスネークの野生下での寿命は『6年〜8年』
- コーンスネークの寿命の最長は『32年3ヶ月』
この記事を読むとコーンスネークの寿命、それを伸ばす方法、短くなる原因がわかります。

コーンスネークの飼育をする上での、必要不可欠な情報です。

読み進めて確認してね。
コーンスネークの飼育下での寿命


まず、一つの結論としてコーンスネークの『飼育下』での寿命は10年〜15年です。

犬猫と同じくらいの寿命ですね。
10年〜15年って、ひと世代変わるくらいだ。

つまり僕ら迎える時には、長期飼育の覚悟が必要なんだよ。

コーンスネークは他の爬虫類と比べて、長寿だと言えます。
コーンスネークが長寿な要素
- 紫外線を必要としない
- 餌はマウスのみで十分
- 低温にも強い

加えてコーンスネークは、代謝が活発ではありません。

つまりゆっくり生きてるってこと。
それが長生きの秘訣なんだ。
生命力が強いと言っても、雑な飼育方法では寿命は短くなります。

以下のような飼育方法では、コーンスネークの寿命を縮める可能性が高まります。
- 温度(25〜30℃)・湿度(50〜60%)が適切でない
- 触りすぎによるストレス(→拒食につながる)
- 不衛生な環境(→ダニなどの発生)

つまり適切な環境で丁寧に飼育したら、コーンスネークとの生活は長く楽しめるって事ですね。
コーンスネークにとって産卵は大きなストレスで、寿命を縮めることもあります。

メスは交尾していなくても無精卵を産む事があるからね。

年に1〜2回なら大きな問題ではありません。
モルフによっての寿命の違い

アルビノとかって、身体が弱そうなイメージがあるんだよなぁ。

それは誤解です。
アルビノとは色素欠乏による遺伝子の変異で、寿命に影響はありません。
アルビノなどの珍しいモルフは、何代も繁殖を繰り返し生み出されます。

むしろ家畜化してるから、大人しくて飼育しやすいんだよ。
コーンスネークの野生下での寿命


野生下でのコーンスネークの寿命は、6〜8年です。

やっぱり短いんですね。

気候の変動、他の動物からの捕食、餌にありつけないなど、ストレス・絶命要因がいっぱいあるからね。

特に幼蛇の生存率は低く、それを踏まえての平均寿命を出せばもっと短くなるはずです。

そうですよね。
孵化時には母親からは離れてるし、生き抜くだけでも大変ですもんね。


野生下での平均寿命は飼育個体に反映されませんが、参考として押さえておくといいでしょう。
結論、『飼育下の方がずいぶん長生きする』ということです。
コーンスネークの最長の寿命


最長ってどのくらいなんですか?
記録があるんですか?

いくつかのサイトによると、寿命の最長は32年3ヶ月という事です。
☆参考サイト☆
>>カナダの爬虫類施設『Reptilia Zoo』の記載
※完全に英文です。

それはむちゃくちゃ長生きですね。

32年はかなりだけど、それだけ生きるポテンシャルがあるってことなんだよね。
この記録を裏付けるように、20年以上飼育事例はたくさんあります。

飼育を取り巻く環境は良くなっているので、最初に話した『10年〜15年という寿命は変わっていく』のかもしれません。
ただコーンスネークの飼育頭数が増えるほど、雑で適切で無い飼育も増えます。

それによって短命に終わる個体も多くなる事実もあるんですよね。

ちゃんとした飼育方法がもっと広まるといいですね。
まとめと関連
☆この記事で話したこと☆
- 飼育下での寿命は10〜15年、適切な飼育をすれば寿命は伸びる
- 野生下では6〜8年、野生には危険がいっぱい
- 最長は32年3ヶ月、それくらい生きるポテンシャルがある
- 20年以上生きる個体も多くいるので、適切な飼育方法なら長寿のヘビ
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