
- コーンスネークってシェルターいらないの?
- コーンスネークのオススメのシェルターって?
- そもそもシェルター置く必要性って?_

私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。
当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。
コーンスネークの飼育方法を調べると、おおよそシェルターが必要と記されています。

でも、いらないっていう人もいますよね。
どうしたらいいんだろう?

ということでこの記事は、シェルターの『メリット・デメリット』を考察して、飼育に役立ててもらう取り組みです。
この記事では、以下の3点のことを詳しく解説します
- シェルターを設置するメリット
→『安心感を与えれる』『脱皮不全を防ぐ』 - シェルターを設置するデメリット
→『観察不足になりがち』『人慣れしにくい』『不衛生になりがち』 - オススメのシェルター2選
→湿度も保てる『ウェットシェルター』
→自然環境を再現できる『ロックシェルター』
この記事を読むと、シェルター設置の意味の理解とその選択肢が広がります。

コーンスネークを適切に飼育するための大事な話です。

読み進めて確認してみてね。
コーンスネークにシェルターっていらないの?【メリット】

まずはシェルター設置のメリットを考え、整理します。
【シェルターのメリット】安心感を与えれる
野生下のコーンスネークは、おおよそ何かに隠れて生活しています。

敵はいつだって上から来るからね。
地を這う僕たちがシェルターに身を隠すのは、本能なんだ。

シェルター設置は、コーンスネークが安心して過ごせるってことなんですね。

シェルターが無くてもバランスは崩しませんが、やはり安心感はあるんだと思います。

大体、シェルターの中にいるからね。
安心感の不足が、『拒食』の原因となることがあります。
そんな時こそ、シェルターが真価を発揮するかもしれません。

あんまり、拒食しないんだけどね。
【シェルターのメリット】脱皮不全を防ぐ
シェルターの存在は脱皮不全の防止に役立ちます。

シェルターがあれば体を擦り付けて、脱皮のとっかかりになるんだ。

身を隠す以外に、使い所があるんですね。

シェルター内は湿度が高めになり、高湿度は健全な脱皮に一役買います。

乾燥してるより皮が脱ぎやすいんだよね。
脱皮のとっかかりに、『シェルターがないといけない』わけではありません。
コーンスネークにシェルターっていらないの?【デメリット】

続いてはシェルターを設置するデメリットです。

知っておいて損のないことです。
【シェルターのデメリット】観察不足になりがち
シェルターを設置すると、ほぼその中にいることになります。

まあそこが落ち着くからね。

なのでシェルターを置くと、コーンスネークを見る機会が少なくなります。

ただ、僕たちはそんなに動かないからね。
シェルターがあっても無くても、一緒かも。
コーンスネークの行動パターンは…
- シェルター内でじっとしている(60%)
- 水に使っている(30%)
- お腹が減って何かを探している(10%)
に集約されます。
【シェルターのデメリット】人慣れしにくい
シェルターへの引きこもりは、飼育している人に慣れにくいことでもあります。

一番上から見てくるのは飼育者、それから隠れるんだからね。

つまりシェルターが無い方が、人を怖がらなくなる(慣れる)傾向にあります。

ハンドリングをさせたいなら、それがいいかもですね。
【シェルターのデメリット】不衛生になりがち
シェルター周辺は不衛生になりがちです。
★シェルター周辺が不衛生になる要因★
- 高湿度になりやすい
- フンや脱皮がらがこびりつきやすい
『高温多湿➕不衛生=ダニの発生』です。

この公式は試験に出ます。
夏場のダニ発生は、大体シェルター周辺から始まります。
▼無数に発生したコナダニ▼


やだなぁ…

対策は当然、清潔さを保つことです。
シェルターは洗いやすいので、こまめに丸洗いするようにしましょう。
コーンスネークのオススメシェルター2つ

最後にコーンスネークのオススメシェルターを紹介します。

どちらも使いやすく、値段も手頃です。
【オススメのシェルター】ウエットシェルター

ウェットシェルターは下部がシェルター、上部に水場になっています。

水飲み場にもなるんですね。

そうですね。
中で休めて、水場に浸かるコーンスネークを見ることもできます。
▼ウェットシェルターの水場におさまる様子▼

もう一つの特徴は、内部の高湿度です。

90%の湿度を保てて、前述の通り脱皮不全を防ぎます。
脱皮頻度の多い、成長中の幼蛇に特にオススメですね。

サイズはどうしたらいいですか?

幼蛇にはMサイズを使いましょう。
体長100㎝くらいまで対応できます。
>>ウェットシェルターMはコチラから

1m超のコーンスネークには、Lを使うといいでしょう。
>>ウェットシェルターLはコチラから
★★デメリット★★
ウェットシェルターは、特に高湿度になります。
比例して不衛生になりやすいので、清掃は怠らないようにしましょう。
【オススメのシェルター】ロックシェルター

ロックシェルターの機能はシェルターだけ、別に水入れが必要です。

その分、湿度は抑えれるということですね。

良さは自然の雰囲気を演出できることですね。
凝った飼育環境にするなら、使ってみる価値があります。
ロックシェルターはゴツゴツしていて、脱皮のとっかかりにいい感じです。
>>100㎝までのコーンスネークにはコチラを
>>大型のコーンスネークにはコチラが便利
まとめと関連
☆この記事で話したこと☆
- シェルター設置はコーンスネークに安心感を与えれる
- シェルターは脱皮不全を防ぐことに役立つ
- シェルターを設置すると、大体その中にいてる
- シェルターの設置は、コーンスネークの人慣れを妨げる
- シェルター周辺は不衛生になりがち
- オススメのシェルター
→特に幼蛇の頃はウェットシェルターがオススメ
→おしゃれな環境を作るならロックシェルターを選ぶ
▼この記事で紹介したオススメのシェルター▼
>>ウェットシェルターMはコチラから
>>ウェットシェルターLはコチラから
>>ロックシェルターMはコチラから
>>ロックシェルターL2はコチラから
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