【自作】爬虫・両生類の温室をスタイロフォームとビニールを使って作る

私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。

当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。

その一つとして『温室の作成』があります。
温度を保つのが難しい冬場、温室を作ることで効率よく保温できるんですよね。

ということでこの記事では、温室の作り方を詳しく解説します。
冬場の温度管理の方法を知ってもらう試みです。

ということでこの記事では、温室の作り方を詳しく解説します。
冬場の温度管理の方法を知ってもらう試みです。

温室の作り方はいろいろあります。
その中で一番簡単な、スタイロフォームとビニールで自作する温室を紹介します。

爬虫類の温室の場合は、スタイロフォームで箱を作る要領です。
早速、作り方を解説していきましょう。

まずは以下の物を用意します。

まずは設計図を作ります

電源穴は上はライトなどをコンセントを通し、下はパネルヒーターを通します。
適切な位置に穴を開けましょう。

設計図通りにスタイロフォームをカットします。
ビニールは、ハサミの方がやりやすいかもしれません。

連結部をビスで留めていきます。

発泡スチロールなので、ビスを打ち込むのは簡単です。

そうですね。
この温室は飼育ケージを包み込むものとお考えください。

前面部をビニールシートにする為、細長いスタイロフォームで挟み込むように留めていきます。

ビニールシートがあまり開かないように、マジックテープをつけます。

これで完成！

あまり開けると冷気が入るので、必要最低限の穴にしましょう。

飼育ケージと保温器具を入れました。
保温器具については次に詳しく解説します。

上部には、ヒーティングトップをつけます。
蓋の上に置くだけでいいので、設置が簡単です。

安全性を考え、ドーム型のものを選んで下さい。

これで完成です。
飼育環境が上から下から暖まり、温室によって熱が逃げにくくなるでしょう。

スタイロフォームとビニールでの温室の作り方を紹介しましたが、市販の園芸用の温室を改良して使うこともできます。

コチラを使います。
水槽より安い値段で買えるので、コスパがいいです。

組み立ては説明書のとおりにします。
簡単なので数分で作れるでしょう。

物がおけるラックと、全体をカバーするビニールシートがついています。

上部にはラックがついていないので、バーベキューの網を組み合わせて自作します。

この部分を作ることで、次に説明する保温器具を設置することができます。

温度が均等になるように、暖突の位置は変えています。

パネルヒーターは飼育ケージの一部にかかるようにするといいでしょう。

ナミヘビ類の飼育ケージは重くなく、ライトも必要ありません。
温帯のナミヘビは低湿度が拒食つながることがあります。
湿度が保てる温室とはいい相性です。