
- ヤモリ飼育の場合のケージの大きさって?
- おしゃれなレイアウトにしたいんだけど
- どんなケージがオススメ?

私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。
当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。
ヤモリは小さなスペースで飼育できます。

そんなに動かないし、ケージがあまり広いと餌を探せないのよ。

このことは、ヤモリ飼育のしやすさにもつながっています。

ただ飼育ケージって、こだわりたいですよね。

そんな人のために、この記事ではオススメのケージを紹介します。
ケージを選ぶポイントをご理解いただく取り組みです。
この記事では、2つの飼育ケージについて詳しく解説します。
- コスパよく使いやすいプラケースについて
→『オススメ』『長持ちの秘訣』 - 憧れのレイアウトを楽しめる専用ケージについて
→『機能性』『レイアウト作成』
この記事を読むと、ヤモリ飼育のケージを選ぶ時の基準が分かります。

ケージ選びは飼育の醍醐味です。

読み進めて確認してみてね。
ヤモリにオススメのケージ

それでは早速、オススメを紹介していきましょう。
【ヤモリにオススメのケージ】プラケース
まずヤモリのケージで、選択肢に上がるのがプラケースです。

安価で軽く使いやすくカチッとハマる蓋があり、脱走の心配がありません。

確かに、とりあえずプラケースを選びますよね。

横幅20㎝くらいのプラケースなら終生飼育でき、2〜3匹くらいで多頭飼育もできます。

逆に注意点ってあるんですか?

まとめます。
- 長く使うと劣化し、透明度が低くなる
- 保温器具が設置しにくい(→溶ける恐れあり)

なるほど!
対応策ってあるんですか?

劣化は使っていると仕方ないです。
ただ、プラケース自体が1000円以内なので、劣化が進んだら買い替えた方が早いでしょう。
プラケースの壁面に霧吹きをかけると劣化が早まります。
注意しましょう。
▼壁面についた水滴はこまめに拭き取る▼


保温器具の設置は注意が必要で、特にライト系はNGです。

ライト類は非常に高温で、プラスチックを変形させる恐れがあります。
▼ライトの熱で変形したプラケース▼


保温対策は慎重にしないといけませんね。

でも私達は寒さに強く、そこまで保温する必要はないわ。
ヤモリの適温は20〜28℃です。
真冬でも窓を閉め切って、カーテンなどをすれば室温は10〜15℃を保てます。

適温まで少しだけ保温すればいいんですね。
どんな保温器具を使えばいいんですか?

パネルヒーターがいいですね。
表面温度が35〜40℃で、プラスチックでも安心です。
▼パネルヒーター設置の様子▼

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とにかく使いやすいプラケース、持っておいて損はありません。
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【ヤモリにオススメのケージ】専用ケージ

レイアウトと機能性にこだわるなら、専用ケージがオススメです。

何がいいって『前開き』なんですよね。
メンテがしやすく、ヤモリの脱走防止にもなります。

上から手を入れられるのは、怖いのよね。

保温器具の設置しやすさもオススメです。
蓋はステンレスメッシュの網(耐熱温度600〜900℃)で、四方はガラス(耐熱温度約500℃)で、取り扱いをよっぽど間違えない限り大丈夫です。

でも、専用ケージって高そう…

ヤモリの飼育サイズなら、そこまで値段は高くはありません。
値段以上のコストパフォーマンスを見せてくれます。
>>ヤモリ飼育にオススメの飼育ケージはコチラ
専用ケージでレイアウトを作ってみる
それでは実際に、専用ケージでレイアウトを作っていきましょう。


グラステラリウムにはバックボードがついているのがいいですよね。
この壁もヤモリが登ったりしますね。


次に床材を入れます。
ヤモリはあまり地表に降り立ちませんが、レイアウト的にも機能的にも床材は重要です。
今回はヤシガラマットを使用します。


ヤシガラマットは保水性・吸収性が高くてオススメ!
自然感あふれるレイアウト作成にも適しています。
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ヤシガラマットは、霧吹きで十分に湿らせて整えます。


ガラス面についた水滴は拭き取ります。


観葉植物を入れます。

見た目もいいし、ヤモリの隠れ家にもなりますね。


そして流木を入れて完成です。
シンプルですが、おしゃれなレイアウトとなりました。
メンテの際は、流木とポットごと観葉植物を取り出すだけ。
掃除のしやすさは大事です。

フンをこびりつかせるから、定期的に掃除してね。
まとめと関連
☆この記事で話したこと☆
- ヤモリのケージは小さくてもOK
→横幅が20㎝あれば十分(多頭飼育も可) - プラケースは使いやすいが劣化に注意
- 専用ケージは前開きでメンテナンスがしやすい
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