- マルベリーカルシウムってどんなもの?
- マルベリーカルシウムを使うメリットって?
- どうやって与えたらいいの?
私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。
当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。
マルベリーカルシウムとは、自然工房あまぷれファームで製造される『爬虫・両生類用のカルシウム添加剤』です。
ただのカルシウム剤ではなく『国内生産の桑の葉(マルベリー)』を配合し、カルシウム以外の健康維持に必要な栄養素も満載です。
この記事では、そんなマルベリーカルシウムを深掘りして解説し、爬虫・両生類飼育におけるカルシウム添加の重要性を知ってもらう試みです。
この記事は、マルベリーカルシウムの以下の点を解説しています。
- 乳酸カルシウム配合しているので吸収率がいい
- 桑の葉(マルベリー)配合でカルシウム以外の栄養素も豊富
- リンとビタミンD3が不使用、その理由とは?
- 知っておきたいマルベリーカルシウムの与え方
→『量』と『添加方法』
この記事を読むことで、爬虫・両生類飼育に必要不可欠なカルシウム添加の選択肢が増えるとともに、その最適解がわかります。
読み進めて確認してみて下さい。
★☆爬虫・両生類にカルシウムを添加する理由☆★
飼育下では餌にかたよりが出て結果、カルシウムが不足しがちです。
カルシウムが不足すると、クル病(骨代謝不全)の可能性が高まります。
クル病は骨格の変形や軟化を引き起こし、命の危険が伴う病気です。
クル病になると治療が難しく、予防として日々の飼育でカルシウムを補う必要があるというわけです。
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マルベリーカルシウムが選ばれる理由【豊富な栄養素】
マルベリーカルシウムが選ばれる大きな理由に『豊富な栄養素』があります。
重要な3点をまとめました。
L型発酵乳酸カルシウムが高配合
L型発酵乳酸カルシウムとは、トウモロコシ・石灰石を原料とした吸収性の高いカルシウムです。
ヒョコ
吸収効果が高いのがいいのよね。
▼リクガメの餌にまぶした様子と食べる様子▼
ヒョコ
美味しくて全部食べちゃうわ。
国内生産の桑の葉(マルベリー)を配合
マルベリーカルシウムには桑の葉(マルベリー)が配合されているのが最大の特徴です。
『ビタミンE』『亜鉛』『鉄分』『マグネシウム』『食物繊維』が含まれています。
カルシウム以外にもいろんな栄養素があるってことなんだ。
☆★栄養素の効果★☆
- ビタミンE
→血行促進作用(血管保護作用)がある - 亜鉛
→年齢と共に減少する成長・神経系統の機能、免疫系統の反応にとって不可欠な栄養素 - 鉄分
→全身に酸素を運搬する働きを助ける - マグネシウム
→カルシウムと共に骨などの発育・形成に役立つ - 食物繊維
→人間同様、消化を助け、腸を活発化させる
マルベリーの香りの効果
桑の葉には、カルシウム剤の添加による『食いの悪さ』を和らげる香料があると考えて、合成しています。
確かに添加物で餌への興味が薄れたら嫌ですもんね。
実際に香りを嗅ぐと、抹茶のような優しい香りがするんですよね。
おこげ
食が進むんだよね。
▼アオジタトカゲが餌を食べる様子▼
マルベリーカルシウムはリン・ビタミンD3を不使用
マルベリーカルシウムは、リンとビタミンD3を不使用にしています。
リンとビタミンD3は爬虫類にとって必要な栄養素ですが、過剰摂取は悪影響になります。
その要素を排除しているのがマルベリーカルシウムです。
ヒョコ
リンは普通に餌を与えていたら十分に取れる栄養素で、添加の必要はないんだよ。
ビタミンD3はどうなんですか?
以下に詳しく説明します。
ビタミンD3は太陽からの紫外線によって生成されます。
つまり十分に紫外線を照射していたら、ビタミンD3の添加必要はありません。
むしろビタミンD3の過剰摂取はカルシウムの沈殿、石灰化を引き起こします。
おはぎ
私たちみたいな夜行性の爬虫類や、両生類はビタミンD3の過剰摂取に注意が必要だよ。
つまりそれらが入ってないマルベリーカルシウムは、安心なんですね。
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知っておきたいマルベリーカルシウムの与え方
どうやって生き物にマルベリーカルシウムを与えたらいいんですか?
爬虫・両生類の場合、餌には『活餌』と『置き餌』があります。
それぞれのマルベリーカルシウムの与え方を解説します。
【マルベリーカルシウムの使い方】置き餌の場合の添加量
置き餌の場合は簡単で、マルベリーカルシウムを餌に振りかけるだけです。
どのくらいの量を添加したらいいんですか?
目安はありますか?
添付量は食事量の1〜3%です。
付属のスプーンが0,1g計量なので、20gの餌だとしたらスプーン約2杯添加してください。
▼付属の計量スプーン▼
このスプーン1杯が0、1Gですね。
ヒョコ
野菜食だったら必要量を振りかけるだけでOKだよ。
【マルベリーカルシウムの使い方】生き餌の場合の添加方法
生き餌(動く餌)の場合は、全体に粉がつくようにします。
これをダスティングと言います。
マルベリーカルシウムは粒子が微細なので、餌にしっかりまぶすことができます。
活餌は動くからまぶした栄養添加剤が振り落とされることがあるけど、マルベリーカルシウムなら安心ってことですね。
☆★☆コオロギへのダスティング方法★☆★
マルベリーカルシウムを使った、具体的なダスティング手順を画像で説明します。
プラケースなどに与えるコオロギを入れます。
マルベリーカルシウムを適量、投入します。
コオロギ10匹くらいなら、スプーン1杯で十分です。
プラケースを振ってパウダーをまぶします。
これで完成。
この状態で与えましょう。
▼コオロギを食べるニホントカゲ▼
まとめと関連
☆この記事で話したこと☆
- クル病予防の為に餌にはカルシウムは必ず添加する
- マルベリーカルシウムは高価なL型発酵乳酸カルシウムを配合し、吸収率が高い
- 桑の葉(マルベリー)はカルシウム以外の栄養素も豊富
- リン・ビタミンD3不使用で安心
→十分な紫外線照射は必須 - マルベリーカルシウムは食事量の1〜3%を添加
- 粒子が細かいので餌に付着しやすくダスティングがしやすい
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マルベリーカルシウムを購入すると、『オリジナルレオパステッカー』が1枚、付いてきます。
いろんなタイプがあるので、ぜひ集めてみて下さいね。
全部集めたくなっちゃいますね!
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