
- コーンスネークに温浴って必要?
- 温浴ってどうやってやればいいの?
- コーンスネークが健康に育ってほしい

私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。
当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。

爬虫類に温浴はいいって言いますよね?
コーンスネークもそうなんですか?

そうですね。温浴には様々な効果(メリット)があります。
この記事では、そのメリットと具体的なやり方を解説します。

コーンスネークの飼育レベルを上げる取り組みですね。
この記事では、以下の点を具体的に解説します。
- 温浴のメリット4点
→『身体の清潔度』『ダニ対策になる』『代謝を促せる』『脱皮を助ける』 - 温浴の具体的手順
→『容器』『水温』『栄養添加』『時間』『頻度』
この記事を読むことで、適切な温浴方法が理解できます。

コーンスネークの健康飼育のための、重要なお話です。

読み進めて確認してみてね。
コーンスネークに温浴させるメリット4点


ますは温浴のメリットを確認しましょう。

それが分かれば、実行のモチベーションにもなりますよね。
【温浴のメリット①】身体を清潔に保つことができる
温浴は、身体を清潔にする効果があります。

僕たちは這い回るからね。
身体に汚れがついちゃうのは当たり前なんだ。

身体が汚れていると色々問題があるんですね?

身体の汚れは、悪臭やダニの発生要因にもなります。

そうですよね。
綺麗にしておくのは損ないですもんね。
【温浴のメリット②】ダニ発生の予防と駆除
コーンスネーク飼育で、必ず直面するのがダニ問題です。

夏場は特に注意だよ。。
★ダニの発生要因★
①高温
②高湿度
③汚れ

温浴はダニ発生の予防であり、ダニが発生した場合の駆除にも有効です。
ダニは水中で溺死します。
ただ、それで取れない場合もあるので注意。

とにかく、温浴はダニに対して効果があるということですね。
【温浴のメリット③】代謝を促すことができる
温浴はコーンスネークの代謝を補助します。

具体的な方法は後述しますが、温浴はやや高めの温水で行います。
つまりコーンスネークの体温を上昇させます。

体温が上がると刺激されて、フンをするんだよね。

脱糞は健康の証です。
【温浴のメリット④】脱皮促進
コーンスネークは1〜2ヶ月くらいの割合で、脱皮をします。

温浴は脱皮を助ける効果もあります。

身体の水分が充実して、綺麗に皮を剥くことができるんだよね。

脱皮の兆候が出たら、温浴するのもいいでしょう。
コーンスネークの温浴の具体的なやり方【準備・温度・時間】


温浴のメリットを話してきました。
次は具体的なやり方です。
温浴をする場所

まずは温浴する容器の用意です。
以下のポイントを踏まえて準備します。
- コーンスネークが入るのに十分な大きさがある
- 脱走防止のしっかりした蓋がある

なるほど、どんなものがいいのかな?

オススメはプラケースですね。
>>温浴場所にオススメなプラケース

このプラケースは飼育ケースにも適しています。
持っておいて損はありません。
温浴の適切な温度

水温は30℃〜35℃にします。

それ以上だとのぼせちゃう可能性があるから注意だよ。
爬虫類は、体温が環境に左右される変温動物です。
温度管理には、最大限に気を使って下さい。

時間が経つと水温が下がるので、35℃から始めるといいでしょう。
量はコーンスネークが溺れないように、下から3㎝くらいにします。
温浴水には栄養剤の添加をオススメします。


温浴と同時に、栄養補給もさせるんですね。

効果があるので試してみて下さい。
>>温浴の栄養添加剤はコチラがオススメ
温浴の『時間』と『頻度』

温浴はどれくらい時間、すればいいんですか?

10分で十分です。
それ以上は水温も下がり、ストレスなのでやめましょう。
糞をしたタイミングで、温浴を切り上げてもいいです。

温浴後は身体を拭いてね。

タオルで軽く包み込み、水分を取ります。
その後、飼育環境に戻してやりましょう。

温浴はどのくらいの頻度で、やればいいんですか?

月に1回程度で十分です。
脱皮不全の症状が出た場合は、緊急的に温浴を行うのもいいでしょう。
まとめと関連
☆この記事で話したこと☆
- 温浴は身体を清潔にすることができる
- 温浴にはダニの予防、駆除の効果がある
- 温浴は代謝を促し、健康を保つ
- 温浴は脱皮の促進に役立つ
- 温浴には十分な大きさのプラケースを使う(※脱走に要注意)
- 温浴は35℃から始める
- 温浴には栄養添加剤を添付する
- 温浴時間は10分、月に1回程度行う
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