- コーンスネークにはどのくらいの頻度で餌を与えたらいいの?
- コーンスネークの餌のサイズと量は?
- コーンスネークが餌を食べなくなっちゃった…
- コーンスネークってマウス以外も食べるの?
私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。
当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。
コーンスネーク飼育において、餌やりは最大のポイントです。
餌をちゃんと食べるかが、飼育のしやすさになるんだよ。
ということでこの記事では、コーンスネークの餌の全てを解説していきます。
コーンスネーク飼育に役立つ情報提供の取り組みです。
この記事では、以下の4つの項目を掘り下げて解説していきます。
- コーンスネークのサイズ別のマウスサイズを具体的に解説
→目安とオススメのマウス - 与える餌の頻度と量
→コーンスネークの大きさ別の頻度と量 - 拒食の原因と対策5つ
→『温度』『湿度』『環境』『触りすぎ』『種類』 - マウス以外の餌
→『うずら』『カエル』
この記事を読むことで、コーンスネークの餌に関する悩みは全て解決します。
読み進めて確認してみてね。
コーンスネークの餌やりマニュアル【マウスのサイズ】
コーンスネークにはマウスを与えます。
マウスはヘビ飼育おいて完全食だよ。
マウスを丸ごと与えることで、骨や内臓に含まれるカルシウムやミネラルなどの栄養も取り入れることができます。
コーンスネークにはよっぽどな事がない限り、マウスを与えます。
これがコーンスネーク飼育の最低限の準備とも言えます。
僕たちは簡単に冷凍マウスに餌付くよ。
冷凍マウスは冷凍庫で保管するんですよね。
家の冷凍庫に入れるのはハードルが高いなぁ…
なら餌専用の小型冷凍庫を用意するといいでしょう。
冷凍マウスを管理できると、結果的に餌代を節約できます。
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与えるマウスのサイズの目安
どのサイズのマウスを与えればいいんですか?
コーンスネークは口が大きく広がり、想像より大きな餌を食べます。
大きすぎると吐き戻しがあるから注意だよ。
▼【目安】胴回りの大きさくらいを与えます▼
この目安を前提に、コーンスネークのサイズ別に紹介していきます。
生まれたての幼蛇に与えるマウス
生まれたてのコーンスネークの体長は30㎝〜40㎝です。
生まれてすぐは食べず、一回脱皮してから食べるんだ。
この頃はピンクマウスのSサイズを与えます。
解凍したものを、鼻先で動かしたら食いつきます。
▼ピンクマウスに食いつくコーンスネーク▼
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生まれたては小さくて、ピンクマウスSでも食べれないかもしれないよ。
そんな時は手足や尻尾を切って与えます。
ピンクマウスを縦に半分に切るのもいいでしょう。
60㎝を超えるようになったら
この頃になると、ピンクマウスくらいペロリと食べれるようになるよ。
コーンスネークの胴回りを見ながら、マウスの大きさを変えていきましょう。
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80㎝を超えるようになったら
この頃になったら、身体もしっかりしてくるんだ。
毛ありのマウスを与えていきます。
これも胴回りを見ながらサイズを決めるといいでしょう。
ごく稀に毛が生えていることに違和感を感じて、食べないコーンスネークもいます。
ピンクマウスの匂いをつけたりして、慣れさせていくといいでしょう。
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100㎝以上になったら
このサイズになるともう大人だね。
マウスもアダルトサイズを選びます。
▼アダルトマウスを食べるコーンスネーク▼
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コーンスネークの餌やりマニュアル【期間・量】
どのくらいの頻度で餌を与えたらいいんですか?
コーンスネークは餌を食べて2〜3日後にフンをします。
フンをしたら空腹だってことだよ。
なるほど!
それが目安ってことですね。
餌の頻度は成長度合いに合わせて
幼蛇の頃は代謝が早く、食べた翌日にはフンをするよ。
その頃は早く成長してもらったほうがいいので、2日に1回のペースで餌を与えます。
大人になってもそのペースで餌を与えるんですか?
大人になったら餌の間隔をあけます。
食べ過ぎは肥満につながるからね。
ヘビの世界でも肥満は万病の元なんだ。
どのくらいの間隔がいいんですか?
100㎝を超えたら、1週間に1回にします。
十分に空腹にさせて与えるようにしましょう。
脱皮前は餌を与えない
体色がくすみ目が白濁すると、コーンスネークの脱皮モードです。
そうなってから大体4〜5日で脱皮するんだ。
脱皮前は活動的で無くなり、餌を食べないことが多いです。
脱皮が終わるまで様子を見ましょう。
1回の餌の量
1回の餌やりで何匹与えたらいいんですか?
基本的には1匹で十分ですが、これも成長度合いを見ます。
幼蛇のうちは複数匹与えてもいいでしょう。
コーンスネークの餌やりマニュアル【拒食】
ヘビ飼育の最大の難関は拒食です。
ある日突然、何も食べなくなります。
それが数ヶ月にわたることもあるんだ。
数ヶ月何も食べなくても、それで命を落とすことはありません。
食べないなりに、代謝(活動量)を減らしてしのいでいるんだよ。
とはいえ、食べぬままではいつかは弱ってしまいます。
拒食はヘビにとっても飼育者にとっても、ストレス以外の何者でもありません。
物言わぬヘビが何を理由に食べなくなっているのか、その原因と対策を考えていきます。
【考えられる拒食の原因と対策】温度
拒食の原因に飼育環境の温度があります。
僕たちは変温動物だからね。
温度によって食欲が左右されるんだ。
つまり、温度が低すぎたり高すぎたりすると餌を食べなくなるってことですね。
ということでコーンスネークの最適温度は23℃〜28℃です。
この温度を保つようにしましょう。
【考えられる拒食の原因と対策】湿度
忘れられがちだが重要なのが湿度です。
温度と同様に食欲に影響するよ。
どのくらいの湿度が適正なんですか?
60%〜70%です。
特に冬場の加温飼育では、湿度が下がりがちで対策が必要です。
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【考えられる拒食の原因と対策】周りの環境
我が村には、隣を気にして拒食していたコーンスネークがいました。
並べて飼育していて、隣のヘビが気になっていたってことですか?
そうですね。
神経質な子は、それが気になり拒食することもあります。
▼周りを気にさせないように布を被せて飼育する様子▼
拒食の原因はこういう些細な事もあります。
考えられることを色々試すことが、拒食対策になります。
【考えられる拒食の原因と対策】触りすぎ
かわいいコーンスネークへの触りすぎが原因で、拒食になる事もあります。
触られるのってストレスだからね。
ハンドリングは必要最低限にとどめるようにしましょう。
ある程度のハンドリングは、体調管理や環境のメンテナンスのためにも必要です。
触りすぎはよくないですが、人の手に慣れるようにしておきましょう。
【考えられる拒食の原因と対策】餌の種類
僕たちにも当然、好き嫌いがあるんだよ。
いきなり好みが変わる事もあるんだ。
例えば毛ありのマウスは食べないけど、ピンクマウスなら食いつく事もあります。
どうしてなんですか?
ピンクマウスは匂いが強くて、コーンスネークの食欲をそそったりします。
単純に毛ありのマウスが怖くなっちゃたりする事もあるんだ。
同じような理由でラットなら食べたり、同じマウスでもメーカーが変わると食べる事もあります。
神経質な子がいるってことですね。
マウス以外を試したりもするですか?
そうですね。
次に紹介していきます。
コーンスネークの餌やりマニュアル【マウス以外】
冒頭でも話した通りマウスは完全食です。
できればマウスがいいのですが、どうしても食べないなら他のものを試すのも一つの対策です。
ここでは2つ紹介します。
【マウス以外の餌】ウズラ
代用餌として有名なのがウズラです。
トカゲ類の餌の定番で、爬虫類ショップで冷凍のものが売られています。
▼ウズラを食べるコーンスネーク▼
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【マウス以外の餌】カエル
カエルも代用餌となります。
カエルが主食になるヘビもいます。
コーンスネークも野生では食べている餌です。
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まとめと関連
☆この記事で話したこと☆
- コーンスネークにはマウスが完全食
- 餌の大きさは胴回りの太さを目安に考える
- フンをするタイミングが餌のタイミングの目安
→幼蛇の頃は2日1回くらい
→成体になると1週間に1回くらい - 拒食には様々な原因がある
→それぞれを改善して様子を見る - ウズラやカエルなども食べる
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