
- コーンスネーク飼育にかかる費用ってどのくらい?
- コーンスネーク飼育に電気代ってどのくらいかかるんだろう?
- 餌の費用って結構高そう…

私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。
当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。

コーンスネークを飼いたいけど、やっぱり費用って気になるんですよね。

確かにそうですよね。
ということでこの記事では、様々な飼育費用を実際に試算していきます。
コーンスネークの『飼育費用の目安』を考える取り組みです。
この記事では、以下の4点の費用について言及します。
- コーンスネークの生体代の費用
- コーンスネークの初期費用
→『飼育ケージ』『床材』『水入れ』 - 暖房器具と1ヶ月の電気代
→『暖突』『パネルヒーター』 - 1ヶ月の餌代
→幼蛇と成体で試算
この記事を読めば、大体の飼育費用がわかります。

目安がわかれば、飼育計画を立てやすいですよね。

読み進めて確認してみてね。
価格はくま村長調べ
コーンスネークの飼育費用は?【最低限の初期費用を試算】

初期費用というのは、『生体代』と『飼育環境を整える費用』です。

最初に必ずかかるお金ってことですね。

詳しく解説していきましょう。
生体費用
コーンスネークは主にペットショップで販売されています。

種類(モルフ)によって値段はまちまちですが、最安(ノーマル)は5,000円くらいです。
値段のボリュームゾーンは10,000円〜15,000円、希少モルフだと30,000円以上といったところです。

生体は自分の気に入るものにしたいけど、上の値段は参考になりますね。
飼育設備
コーンスネークが決まったら、次は飼育環境です。

飼育環境は凝りだしたら、いくらでもかけれます。
ここでは最低限を解説します。
飼育ケージ
飼育ケースで値段が安く、使いやすいものは『プラケース』です。

大きさは?

幼蛇のうちは小さくていいですが、終生飼育ならある程度のものが必要です。
>>色々加味して、最後までギリ大丈夫なプラケース

コーンスネークの最大サイズの目安は120㎝ほどです。
それ以上の大きさになるなら、プラケースでは心許ないです。
>>コーンスネークの飼育ケージについて詳しく知りたいならコチラ
床材
コーンスネークの床材で、コスパ良く使いやすい物はペットシーツです。

フンをたくさんするから、ペットシーツが使いやすいよ。
>>ペットシーツはコチラがオススメ
このペットシーツのサイズは、45㎝✖️33㎝。
先ほどのプラケースにピッタリです。

3日に1回の交換なら、1年以上は持ちます。
水入れ
生き物にとって水分は必須で、コーンスネークの場合も同様です。

毎日、清潔な水を頂戴ね。

様々なタイプがありますが、『お得』といえばタッパーです。
100円ショップにあり、それで十分です。
▼蓋に穴を開けてます▼

カッターナイフで簡単に穴を開けれます。
▼タッパー水いれに浸かるコーンスネーク▼

使いやすい水入れだと『ウェットシエルター』も候補に上がります。


上が『水いれ』、下が『シェルター』です。

選べるのがいいのよね。
>>一生使えるウェットシェルターはコチラから
コーンスネークの飼育費用は?【暖房器具と電気代】

コーンスネークの健康飼育には、暖房器具が必要です。
無加温飼育で冬眠させることもできますが、その飼育方法は難易度が高く危険です。
(※無加温飼育ならこの項目は0円)
飼育環境を十分に温めるなら、上下からの加温必要です。

その候補はパネルヒーターと暖突です。
▼パネルヒーター設置の様子▼


下からお腹を暖めてくれるから、消化を助けるんだよね。

パネルヒーターの表面温度は高温のものでも45℃くらいで、プラケースでも問題ありません。
>>お得に使えるパネルヒーターはコチラから
▼暖突設置の様子▼


暖突はケースの上部に設置します。
プラケースへの取り付けは不可で、溶ける恐れがあります。

どうしたらいいんですか?

オススメは温室の設置で、安全かつ保温効果を上げれます。
3,000円もあれば温室は作れます。
▼温室飼育の様子▼

>>暖突を使うならコチラから
保温器具の電気代

電気代ってどれくらいかかるか、気になるんですよね。

目安を記しておきます。
☆24時間点灯で1ヶ月の費用☆
- パネルヒーター(消費電力7W)・・・約180円
- 暖突S(消費電力13W)・・・約340円

W数が分かれば、上記のサイトで簡単に電気代を割り出せます。
保温器具の点灯は1年で約6ヶ月で、上記の試算なら『年間は3,120円』です
コーンスネークの飼育費用【餌代】

最後にコーンスネークに与える餌代を試算していきます。

餌の種類は1択、冷凍マウスです。
餌代はマウスの、『サイズ(単価)』と『頻度(回数)』で割り出せます。
成長に合わせて、マウスのサイズは変えます。
ここでは、幼蛇のピンクマウスLと成体のアダルトマウスMを基準に考えます。
>>ピンクマウスLはコチラから
>>ピンクマウスMはコチラから
☆冷凍マウス1匹の単価☆
- ピンクマウスL=130円
- アダルトマウスM=260円

単価は分かりました。
どのくらいの頻度で与えたらいいんですか?
幼蛇は2日に1回
→1ヶ月試算:(130円✖️15回)1,950円
成体は1週間に1回
→1ヶ月試算:(260✖️5回)1,300円

頻度は目安です。
生体に合わせて調整していって下さい。
まとめと関連
☆この記事で話したこと☆(※価格はくま村長調べ)
- 生体の費用
→ノーマル個体なら5000円 - 初期費用の費用
→『プラケース2600円』『ペットシーツ1380円』『水いれ110円』
=合計4,090円 - 保温器具の費用
→『パネルヒーター2,280円』『暖突5,200円』『温室作成3,000円』
=合計10,480円 - 電気の費用
→パネルヒーターと暖突で、年間約3,000円 - 餌の費用
→幼蛇なら1ヶ月1,950円
→成体なら1ヶ月1,300円
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