簡単！ヤモリのオスメスの見分け方5つ【生態の理解も深まります】

私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。

当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。

この記事では、そんなヤモリのオスメスの見分け方を5つ挙げて、詳しく解説します。
ヤモリの生態にも詳しくなれる取り組みです。

飼っているヤモリへの愛着、生態の理解にもつながる内容です。

オスメス判別の重要な2つです。

ヤモリは幼い時、性差がはっきり現れません。
これは動物全般に言えることですね。

成長スピードにもよりますが、孵化半年くらいでオスメスの特徴が表れます。
この記事もそこまで成長しているヤモリのオスメス見分け方になります。

この総排泄口の位置を知らないと、話が進まないので画像で確認します。

上の写真はヤモリの腹部を下から見た様子です。
ちなみにこの個体はオスです。

この位置関係は必ず押さえておきましょう。

その尻尾の付け根の太さを確認します。
オスメスを見比べて下さい。

この特徴は顕著で、上から見ても明らかです。

ヤモリのオスメス判別はこれだけでもほぼ十分ですが、確実に見分けるためにも色々解説していきますね。

尻尾の付け根の脇にある、文字通り疣（イボ）みたいな突起ですね。
オスはイボだと分かるくらい発達しています。

メスも無いわけでありませんが、オスと比べて未発達です。

性成熟したメスは、オスとの交尾がなくても産むことがあります。
突然卵を発見したら、メスと確認できるんですね。

卵はそこから毎年産むこともあるので、それで見極められるんですね。

ヤモリは基本的に警戒心が強く、オスメスどちらも攻撃的です。
オスはさらにってことなのですが、参考程度に覚えておくといいでしょう。

自然でもある箇所に、オスメスのペアでいることが多いんですよね。