
- 夏場の高温対策が知りたい
- 飼っている爬虫類が、夏場に体調を崩しやすい
- できる限り費用を抑えて、夏を乗り越えたい

私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。
当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。
爬虫類は変温動物で、外気温に体温が影響されます。

だから温度管理は大事(というより必須)ですよね。
ただ冬場の保温アイテムは色々だけど、夏場は温度を下げるのが難しいんですよね。

だからと言って、対策無しでは日本の夏は危険すぎます。
この記事は、夏場も安心して爬虫類の飼育するための取り組みです。
この記事では、大きく3つのことを解説します。
- 風通しをよくする必須アイテム『サーキュレーター』の話
- 【併用で効果倍増】高温対策3点
→『エアコン』『冷却ファン』『氷』 - 夏場は屋外で飼育したほうが効率的!?注意すべき3点
→『直射日光』『脱走』『外敵』『水没』

この記事を読むと、今の高温対策とやり方を知れます。
それは選択肢を広げることにつながるでしょう。

読み進めて確認してみてね。
【重要】爬虫類飼育の夏場の温度管理対策〜コレ絶対〜

夏場は何より空気を循環させることが大切です。

確かに空気がこもると、危険なくらい暑くなりますもんね。

その時に役に立つのがサーキュレーターです。
かなりいいです。
>>サーキュレーターはこのタイプがオススメ

これだけでも空気の循環になり、他の対策器具との併用で効果が高まります。

なんにせよ、あったほうがいいってことですね。

そうですね。
本体代も普通の扇風機くらいで、24時間回しても月の電気代は500円ほどです。
扇風機より小型で、飼育環境の邪魔にならないのもいいですよね。
>>てことで夏場の温度不安の解消はココから
【重要】爬虫類飼育の夏場の温度管理対策

サーキュレーターを取り急ぎ設置したところで、もっと細かな高温対策グッズをご紹介します。

飼育頭数や状況に合わせて選んでみて下さい。
【爬虫類の夏場の高温対策】エアコン


問題を一気に解決するならエアコンですね。

爬虫類飼育で?って感じだけど、それくらい夏は危険ですもんね。
でも電気代が心配。

24時間稼働になるんですが、爬虫類飼育は28〜30度が適温なのでいくらか省エネです。
★電気代シュミレーション☆
6畳用のエアコン(400W)で冷房28℃に設定し24時間体制で1ヶ月の電気代は…およそ3800円
※機種などによって異なります

サーキュレーターとの併用で、エアコン効率を上げます。

僕も夏場はそうしてるもんなぁ…
>>エアコン買うならコチラから
【爬虫類の夏場の高温対策】冷却ファン

冷却ファンは、飼育環境内に直接風を送ります。
飼育水を常時発させることで、気過熱を発生させ温度を下げます。


魚類飼育の定番アイテムですが、爬虫類にも十分に転用できます。

主に水中で生活する爬虫類に使えるんですね。
陸上生活の爬虫類でも、水場を作り風を当てれば効果があります。

飼育環境内の風通しをよくするのにも使えますね。
環境内の温度を、2〜3℃下げてくれるでしょう。

夏場はそれでありがたいですね。
>>便利に使える小さなサーキュレーター、冷却ファンはコチラから
【爬虫類の夏場の高温対策】氷

古典的なやり方ですが、氷を置くという手もあります。

効果あるんですか?

冷気を発するので効果があります。
サーキュレーターで風を送り、冷気を拡散させるといいでしょう。

何度も凍らせて使えて、コスパがいいですね。

夜間に設置し、昼との『温度勾配』をつけるやり方もあります。
試してみて損はない高温対策ですね。
【爬虫類飼育の夏場の温度管理対策】いっそのこと屋外飼育

夏場(特に昼)は、外より室温が高くなる傾向があります。

確かにエアコンしてない部屋って、40℃を超えたりしますもんね。

ならば夏場は屋外飼育のほうが、爬虫類にとっていいという発想です。
ただ絶対に守るべき注意点があるので、解説します。
【屋外飼育の注意点】直射日光
夏場の直射日光は短時間でも危険です。

基本的に日陰の方が過ごしやすいし、何より安全です。
日陰でも屋外であれば、爬虫類にとって十分な紫外線を当てることができます。
わざわざ危険な直射日光に晒す必要はありません。

高温対策で屋外にしてるのに、高温に晒す必要は無いんですね。
【屋外飼育の注意点】脱走
屋外飼育の場合、脱走対策は確実にして下さい。

脱走後の爬虫類の未来は間違いなく暗く、そして他者への迷惑となります。

飼っている爬虫類が逃げたってニュース、よく聞きますもんね。

爬虫類視点に立って、絶対に脱走できない環境を整えるようにしましょう。
【屋外飼育の注意点】外敵
屋外飼育は爬虫類が危険に晒される場合があります。

まずは外敵です。
ネコや鳥、最近はアライグマやハクビシンなどの外来生物も猛威を奮っています。
彼らは一様にかしこく、執拗に爬虫類を狙ってきます。

蓋の整備はもちろんのこと、彼らがそもそも入れない環境を作ることが大切です。
【屋外飼育の注意点】水没
屋外飼育は自然の影響を大きく受けます。

特に注意するべきは雨です。
夏場はゲリラ豪雨のように、凄まじい雨がいきなり降ることがあります。

人間でも危険だからね。
爬虫類なら尚更だ。

飼育場所の設置を注意することで解決しますので、これも必須ですね。
まとめと関連
☆この記事で話したこと☆
- 高温対策の基本は空気循環
→サーキュレーターが便利 - エアコンを設置するなら28℃〜30℃に設定する
- 冷却ファンは水場に当てることで効率UP
- 氷は置くだけで多少の効果あり
- 屋外飼育の注意点
→直射日光には晒すな
→脱走対策は念入りに確実に
→外敵が入ってこれない万全の体制を
→自然災害にも負けない環境作り
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