
- アカハライモリの飼育にカルキ抜きって必要?
- そもそもカルキってなんなの?
- どうやってカルキ抜きをすればいいんですか?

私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。
当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。
アカハライモリのような水生生物を飼育する場合、飼育水の『カルキを抜くかどうか』は気になるところです。

この記事は『カルキとはそもそも何なのか』を明らかにし、カルキ抜きのやり方を解説していく試みです。
この記事では以下の3点を解説します。
- カルキとは何かを解説
- アカハライモリにカルキ抜きは必要かを考察
- カルキ抜きのやり方とオススメ
この記事を読むことで、アカハライモリ飼育におけるカルキ抜きの指針が見つかります。

読み進めて確認してみてね。
アカハライモリの飼育にカルキ抜きは必要か?【カルキとは】


そもそもカルキって何なの?
日本の水道水には『次亜塩素酸カルシウム』という塩素を含んだ加工物が含まれています。
これは人間が飲めるように、水道水に含まれる微生物を殺菌・消毒するために使用されています。

つまり水道水の原水となる河川や湖の水には、様々な病気の原因となる微生物が含まれているので、カルキで消毒してるってことなんですよね。
そんな人間にとっては必要なカルキですが…

カルキの塩素は、魚のエラや体表の滑りを刺激したり、魚にとって有益な微生物も死滅させてしまいます。

だから金魚や熱帯魚の飼育に、カルキ抜きは必須なんですね。
アカハライモリにとってはどうなんですか?

次に詳しく考えていきましょう。
アカハライモリの飼育にカルキ抜きは必要か?

アカハライモリの飼育水へのカルキ抜き、これには色んな意見があります。

私達は丈夫だから必要がない、っていう人もいるわ。

水性生物にはカルキ抜きはしておくべき、って人もいるね。

色んな意見があるんですね…

アカハライモリは肺呼吸であり、エラ呼吸の魚類とはそもそもが違います。
ただ、私の意見としては『大事を取ってカルキ抜きはする』ですね。
アカハライモリの幼体は完全水性のエラ呼吸です。
カルキ抜きは必須となります。

これは私の個人的な意見なので全てではありません。
ただ、カルキ抜きはそんなにコストのかかることでもないので、やっておけばいいという考え方です。
アカハライモリのカルキ抜きの方法とオススメ


カルキ抜きってどうやるんですか?

やり方は2つ…
『水を汲みおく』か『水にカルキ抜き剤を添加する』です。
汲みおくのは簡単、水道水をバケツなどに入れて一晩、外気に晒します。

一晩かかるのがめんどくさいかな。

であれば、カルキ抜き剤を添加しましょう。
オススメは、コチラです。


アカハライモリの飼育水を中和するなら少量でOK、一つ揃えておけば『保ち』もいいでしょう。

ひとつ持っておけばいいってことですね。
>>1本で当分はもつコチラを使ってみて
まとめと関連
- カルキとは?
水道水を殺菌・消毒する塩素、人間には有効だが水性生物には刺激になる - カルキ抜きは必要か?
魚類には必須だが、両生類には色んな意見がある
ただ、大事を取ってカルキ抜きはするのがいい - カルキ抜きの方法とは?
水道水を一晩汲み置くか、中和剤を使う
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