- アカハライモリが脱走したらどうなるの?
- アカハライモリが脱走しない様にするためには?
- 合う蓋がなくて困っている
私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。
当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。
アカハライモリは脱走の名手です。
ほんの小さな隙間があれば、脱走しちゃうよ。
7ミリ角の隙間があれば、アカハライモリは脱走する可能性があります。
そして壁も簡単に登れちゃうの。
▼水槽の壁を登ろうとするアカハライモリ▼
ということでアカハライモリ飼育では脱走対策が必須項目です。
この記事は脱走とはいかなるものか、そしてどんな対策が必要かを考えてもらう取り組みです。
この記事では、以下の3点を詳しくお話しします。
- 【悲惨】脱走したアカハライモリに待ち受ける運命とは?
- アカハライモリの脱走対策→適切な蓋について
- アカハライモリが脱走したくない飼育環境を整えよう
この記事を読むことで、アカハライモリの命を奪う脱走の危険を抑えることができます。
読み進めて確認してみてね。
脱走したアカハライモリに待ち受ける運命とは?
脱走しちゃうと、どうなるんですか?
脱走後の運命は過酷で、多くの場合『死』に至ります。
飼育環境外は乾いた場所で、そこに出てしまうとすぐに身体が乾燥しちゃうよ。
元には戻れないし、乾燥しちゃうと呼吸ができなくなるんだ…
アカハライモリは生命力が強いですが、脱走して発見が遅れると非常に危険です。
つまりアカハライモリ飼育では、絶対に脱走させない心構えと準備が必要だということです。
そうですね。
脱走対策をしっかり立てておかないといけないですね。
次からはアカハライモリの具体的な脱走対策を講じていきます。
アカハライモリの脱走防止対策【4つ】
アカハライモリの脱走防止には、どんな対策が有効なんですか?
ポイントは飼育環境、そして蓋の存在です。
冒頭でも言った通り、少しの隙間があれば脱走できてしまうのがアカハライモリです。
プラケースで飼育する【アカハライモリの脱走防止対策】
市販のプラケースには、それにあった蓋がついています。
カチっと閉まるから、脱走できなさそうですよね。
でもプラケースって大きなものはないですよね…
アカハライモリの飼育に、大きな飼育環境は必要ありません。
なので、プラケースでも十分に飼育が可能です。
プラケースの中には、下の商品のような幅が40センチ以上あるものもあります。
これなら3ペア(6匹)くらいのアカハライモリを飼育しても十分な広さです。
蓋の性能が高いプラケースですが、当然『蓋のしめ忘れ』には注意が必要です。
特に蓋についてる小窓蓋を閉め忘れる場合が多々あります。
十分に注意しましょう。
水槽にあった蓋【アカハライモリの脱走防止対策】
市販の水槽についている蓋は金魚や熱帯魚用のもので、濾過装置などを通す穴があります。
それだと確実に逃げちゃうわよ。
なので、アカハライモリが脱走できない専用の蓋を用意しましょう。
適任は『スドーのハープネット』です。
▼60センチ水槽にピッタリフィットするハープネット▼
サイズが合ってるハープネットは隙間がなくなるので、アカハライモリは出れません。
僕たちにハープネットを持ち上げる力は無いから、隙間がなかったら出れないや…
濾過装置などを入れる場合は、ハープネットの網を一部切ってチューブを入れます。
ニッパーがあれば簡単に加工できますが、必要以上に隙間ができないよにして下さい。
ハープネットはどんなサイズがあるんですか?
45センチサイズと60センチサイズがあります。
それより小さな飼育ケースで飼育するなら、蓋がついてるプラケースを使うといいでしょう。
つまり、水槽で飼育するならハープネットは必須ってことですね。
ハープネットがピッタリ合う45センチと60センチ水槽
>>60センチ水槽のご購入はコチラから
>>45センチ水槽のご購入はコチラから
▼アカハライモリを水槽で飼う場合の記事はコチラ▼
蓋の自作【アカハライモリの脱走防止対策】
そもそもアカハライモリ専用の蓋などは存在しません。
ならば、作ってしまおうという話です。
☆我が村で使用している水槽の自作の蓋
穴が空いた木製ボード(100均購入)と、鉢底網で制作
2年以上の飼育の中で、脱走されたことはありません。
自作の場合、サイズをぴったりにする必要があります。
ほんの小さな隙間でもあれば、脱走しちゃうよ。
蓋の自作は難しさが伴いますが、得意なら自分好みに飼育環境を作ることができます。
前提・飼育環境を整える【アカハライモリの脱走防止対策】
居心地の良い所からは、脱走しようと思わないわ。
飼育環境がアカハライモリにとって良好なら、壁を登り出すなどの脱走行為が起きにくくなります。
つまりちゃんとした環境で、飼育をしろってことですね。
▼アカハライモリの飼育環境の作り方はコチラ▼
まとめと関連
☆この記事で話したこと☆
- アカハライモリが脱走した未来は多くの場合『死』です。
- 7ミリ角の隙間があれば、脱走の危険性があります。
- 飼育ケースにあった蓋を選びましょう
- 飼育環境を整えることで、脱走を試みなくなります。
▼この記事で紹介した水槽の蓋はコチラ▼
▼くま村長のYouTubeコンテンツはコチラ▼
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