- リクガメってどれくらいの寿命なの?
- 種類別の詳しい寿命が知りたい

私、くま村長。
爬虫・両生類の飼育者です。
・YouTubeチャンネル 登録者2000人突破!
当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。
リクガメは総じて長寿です。

そうですよね。
だからこそ、どれだけ生きるのか知っておきたいですよね。

この記事では、リクガメの寿命を種類別でまとめます。
飼育を始める時の心構えを、持ってもらう取り組みです。
この記事では、以下のリクガメの寿命について解説します。
- アルダブラゾウガメ
- ケヅメリクガメ
- ヒョウモンリクガメ
- ナンベイリクガメ(アカアシガメ・キアシガメ・チャコリクガメ)
- ソリガメ
- ホシガメ
- ゴファーガメ
- インドリクガメ(エロンガータリクガメ)
- セオレガメ(ベルセオレガメ)
- パンケーキガメ
- ムツアシガメ
- チチュウカイリクガメ
→ヨツユビリクガメ・ヘルマンリクガメ・ギリシャリクガメetc…

この記事を読めば、リクガメの寿命のイメージを持てます。
飼育をする上で、大事な情報です。

読み進めて確認してみてね。
リクガメの寿命の最長と平均【種類別でのまとめ】


再度言いたいのは、リクガメはとても長生きということです。
100年以上の寿命を持つ個体もいるが故に、正確な記録も少ないんですよね。

リクガメには戸籍もないし、長生き過ぎると正確な寿命を知るのは難しいってことか。

なのでこの記事では記録や各種情報・飼育経験をもとに、『推定』というレベルでリクガメの寿命を考えていきます。
アルダブラゾウガメ【ギネス記録をもつ最長寿命のリクガメ】

アルダブラゾウガメは、ガラパゴスゾウガメと並ぶ超大型リクガメです。
ガラパゴスゾウガメは絶滅危惧種として保護されており、飼育は不可です。

アルダブラゾウガメの寿命は、80〜120年とされます。

ひぇ〜
数世代に渡って飼育するレベルだ。

アルダブラゾウガメは、長寿のギネス記録を持っています。
セーシェル島の個体で名前を『ジョナサン』といい、1832年生まれとされます。
2025年現在で190歳を超えます。
これは記録が残る年齢で、実際は200歳を超えている可能性もあるそうです。

とにかく常識を超えたとんでもなく長生きをするリクガメということですね。
ケヅメリクガメ【人気の大型リクガメ】


ケヅメリクガメは飼育頭数も多い、大型のリクガメの代表種です。

ペットショップでもよく見かけるリクガメですよね。

飼育下では30〜50年、生きるとされています。
大型のリクガメは長生きの傾向があり、100年以上生きるポテンシャルがあるとも考えられます。

ポピュラーな種類だからこそ、しっかり考えて飼育しないといけないですね。
ヒョウモンリクガメ【ポピュラーな大型リクガメ】


ヒョウモンリクガメもケヅメリクガメと同様、ポピュラーな大型リクガメです。

ケヅメリクガメほどは大きくならないですよね。

寿命は30〜70年とされます。
81年生きたの記録もあるようです。

いずれにしても長生きですよね。
大きくなるし、覚悟を持って飼育しないといけないですね。
ナンベイリクガメ【高湿度を好む熱帯のリクガメ】

ナンベイリクガメの中には『アカアシガメ』『キアシリクガメ』『チャコリクガメ』がいます。

特にアカアシガメの流通量が多いですね。

熱帯っぽい雰囲気が魅力的なリクガメですよね。

寿命は30〜50年とされます。
アカアシガメは30年飼育の記録があるようです。
キアシガメは大型(最大82㎝)になり、寿命も50年以上となることがあります。
ソリガメ【アフリカ南部に生息する1科1属のリクガメ】

比較的小型のリクガメで、流通量は少ないです。

あんまり見かけないですよね。

飼育の実績が少なく、寿命に関する記録も少ないのが現状です。
20年以上は生きるとされています。
ホシガメ【美しい甲羅が特徴のリクガメ】


美しい甲羅が特徴で、人気が高いホシガメです。

飼育してみたいリクガメですよね。

寿命は25〜50年とされています。
近縁のホウシャガメが100年以上生きたの記録があるので、ホシガメも長生きのポテンシャルがあると考えられます。
ゴファーガメ【アメリカ出身の希少種】

ゴファーガメは流通量の少ない、希少なリクガメです。
テキサスゴファーガメ・アナホリゴファーガメなどが少数流通しています。

なかなか名前を聞かないリクガメですよね。

寿命はテキサスゴファーガメが30〜50年、アナホリゴファーガメは40〜60年とされます。
インドリクガメ【高温多湿を好むリクガメ】

インドリクガメは文字通りインド周辺に生息するリクガメで、中でもエロンガータリクガメが有名です。

比較的小型で、高湿度を好むリクガメですよね。

平均的な寿命は25年とされます。
野生では、50年以上生きることもあるリクガメです。
セオレガメ【背甲の形が特徴的なリクガメ】

セオレガメの中にも色んな種がいますが、特にベルセオレガメが有名ですね。

最大甲長20㎝くらいの小型のリクカメですよね。

寿命は20年前後とされています。
もっと生きる可能性は十分ありますが、飼育実績が少ないのが現状です。
パンケーキガメ【独特の形態をもつリクガメ】

パンケーキガメはアフリカ原産で、平べったい形態が特徴のリクガメです。

一目でわかる見た目ですよね。

独特な形態で飼育者の興味をそそりますが、流通は少ないです。
平均寿命は10年以上とされています。

短いのは飼育が難しいのと、実績が少ないってことですね。

環境が整えば、20〜30年くらい生きるとされます。
ムツアシガメ【ユーラシア大陸最大のリクガメ】


ムツアシガメの中の『エミムツアシガメ』は、最大甲長60㎝の大きなリクガメです。

飼育に覚悟のいる大きさですね。

大型だけに寿命は長く、野生では80〜100年生きるとされます。
飼育下では30〜50年です。
チチュウカイリクガメ【リクガメの入門種】


チチュウカイリクガメには、以下の種がいます。
- ヨツユビリクガメ
- ヘルマンリクガメ
- ギリシャリクガメ
- フチゾリリクガメ
- エジプトリクガメ

どれもよく聞く名前ですね。

比較的小型で流通量も多い、リクガメの入門種とされる個体群ですね。
寿命は20〜30年とされます。
流通量が多いので、飼育方法が確立されているリクガメです。

適切な飼育すれば50年以上生きることも、十分に可能です。
まとめと関連
☆この記事で話したこと☆
- リクガメは長寿すぎて正確な寿命のデータは少ない
- 100年以上生きる個体ももいる
- 大型の個体になるほど長寿の傾向がある
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