- ヒキガエルって庭で飼えるの?
- ヒキガエルの屋外飼育環境が見たい
- ヒキガエルの屋外飼育環境の作り方を知りたい
私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。
当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。
ヒキガエルは日本のカエルなので、日本の屋外環境での飼育は当然できます。
この記事では、ヒキガエルの庭での飼育環境のセッティングを公開します。
以下の飼育ポイントを知ることができます。
- 庭で飼育する場合は排水対策を
- 脱走防止の為に蓋は必須
- ヒキガエル飼育における床材の重要性
ヒキガエルを庭で飼う【飼育環境セッティング】
それでは早速、庭での飼育環境のセッティングを行っていきます。
飼育ケージを作る【自作します】
用意するのは、トロ舟(横90センチ✖️縦60センチ)です。
これを屋外飼育用に、加工していきます。
>>この記事で使っているトロ舟はコチラから
庭での飼育設備で重要なことは、排水対策です。
飼育環境が雨で水没したら、大変ですもんね…
ということで、トロ舟の床に穴を開けていきます。
6箇所穴を開けました。
これで、雨もここから流れていきます。
床材(土)が流れ出ないように、園芸用の鉢底網をシリコンで貼り付けました。
重要ポイント蓋を作る【自作します】
ヒキガエルは脱走の名人です。
私たちは隙間があれば逃げれるし、それなりに力もあるのよ。
庭で飼っているヒキガエルに脱走されてしまうと、再び会えることはないでしょう。
とにかく、隙間なくヒキガエルの力でも持ち上げられない蓋を作ることを大切です。
用意するのはバーベキュー用の網(横40センチ✖︎縦60センチ)と、連結用の板(横20センチ✖︎縦60センチ)です。
これが完成のイメージですね。
連結用の板に穴を開けていきます。
結束バンドをその穴に通して、網に連結させます。
これで完成です。
両サイドを網は開くことができます。
蓋が動かないようにする工夫は後述します。
土を敷く
ヒキガエルを庭で飼育する場合、土を床材にするのは必須です。
ヒキガエルは地中に潜ることで、暑さ寒さをしのぎます。
逃げる環境がないと危ないんだぜ。
大きな飼育設備なので、かなりの量の土が必要です。
黒土、腐葉土、赤玉土などは安価で手に入れることができるので、それらをブレンドして床材にします。
環境が選べるのもポイントが高いわよね。
腐葉土ゾーンと赤玉土ゾーンに分け、床材は完了です。
そして水入れを設置します。
蓋の重しには、自転車用の荷物バンドを使用しました。
3点つけることで、ヒキガエルが逃げ出せないようになります。
今回の飼育設備のおよその価格
・トロ舟 2000円
・BBQ網 1000円✖️2
・連結部板 500円
・床材 石 水入れは全て100均 2000円分
▼ヒキガエルの床材の徹底解説はコチラ▼
実際に庭で暮らすヒキガエル達
最後に今回紹介した飼育環境で暮らすヒキガエル達の様子をご覧ください。
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