- カナヘビのケージの大きさってどれくらいがいいの?
- 初めてカナヘビを飼育するんだけど、どんなケージがいいの?
- カナヘビ飼育のケージの注意点って?
- カナヘビを多頭飼育する時のケージって?
私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。
当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。
爬虫・両生類の飼育をする場合、まず初めに考えるのは飼育ケージです。
この記事はそんなカナヘビ飼育のケージについて、様々な角度から解説していきます。
カナヘビ飼育の初期設定を楽にする試みです。
この記事では、以下の2点を取り上げます。
- ケージ選びの3つの注意点
→『高さ』『脱走対策』『扱いやすさ』 - オススメのケージを大きさで解説
→『単独〜ペア飼育の場合』『複数飼育の場合』
この記事を読むと、カナヘビのケージ選びの参考になり、飼育環境に合ったケージを選ぶことができます。
読み進めて確認してみてね。
オススメのカナヘビのケージ【選び方のポイント3つ】
カナヘビの飼育ケージを選ぶ時、注意するポイントは以下の通りです。
- カナヘビは立体行動をするので、高さが必要
- 立体行動の得意なカナヘビは、脱走する恐れがある
- カナヘビはフンで、飼育環境を汚しやすい
まずはこの3つのポイントをまとめていきながら、話を進めていきます。
飼育ケージには高さが必要
僕たちは樹上性ってわけじゃないけど、木登りが得意なんだよね。
樹上性とは、生活空間を木などの上で行う生物のこと。
繁殖や排泄、捕食などで地上に降りることもあるが、多くを樹上で生活する。
立体的な動きをさせることで、飼育環境を広く使うことができ運動不足の解消にもなります。
だから、ある程度高さのあるケージで飼育してくれると嬉しいな。
具体的には、ケージの横の長さの半分くらいの高さは確保するようにしましょうい。
50センチの横幅なら、25センチ以上ってことね。
脱走に注意【結構すぐ逃げます】
先ほども言った通り、カナヘビは立体行動が得意です。
そして小さな隙間ですぐに逃げ出します。
まあまあ跳躍力もあるしね。
つまり、脱走されないように蓋が必要ってことですね。
▼蓋にぶら下がるカナヘビ▼
結構、アクティブですね。
プラケースには蓋が付いてますが、水槽にはありません。
水槽でカナヘビを飼うなら、ハープネットを利用しましょう。
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カナヘビは飼育環境をすぐに汚します。
私たちは色んなところに糞尿を散らかすのよ。
まとめてするというより、こまめにするって感じね。
糞尿はその都度取り除きますが、それでも間に合わないこともあります。
なので、飼育ケージは丸洗いしやすいものがいいですね。
持ち運びがしやすいも重要かも!
これらの注意点を踏まえて、オススメの飼育ケージを紹介していきます。
オススメのカナヘビのケージ【大きさ】
で、オススメのケージってどんなものなんですか?
それは飼育頭数によって変わります。
身体の大きさに違いがなければ、カナヘビは多頭飼育ができます。
大人と生まれたての子供を一緒にすると、共喰いの危険があるよ。
なので、飼育する頭数別にオススメのケージをご紹介していきます。
オススメのケージ『プラケース』【単独・ペアでの飼育】
単独やワンペアでの飼育なら、プラケースがオススメです。
プラケースは安価・軽量で使いやすく、脱走できない蓋が付いているのが利点です。
大きさも豊富ですもんね。
ある程度の広さと高さが必要なので、下のプラケースがオススメです。
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▼プラケースでの飼育環境の一例▼
プラケースには、ジャストサイズの頑丈な蓋がセットになっています。
ただ、その蓋(特に中蓋)のしめ忘れには注意が必要です。
この注意点を押さえれば、屋内・屋外の両方での飼育に一番使いやすいケージといえます。
【オススメのケージ】複数ペアでの飼育が可能な『水槽』
複数ペアでの多数飼育の場合は、より大きなケージが必要になります。
ケージは水槽がいいですね。
60センチ水槽なら3ペアくらい飼育できます。
>>60センチ水槽ならコスパのいいコチラがオススメ
水槽はガラスなので、透明度が高く鑑賞性が高いのが特徴です。
プラケースはプラスチックなので、長く使っていると透明度が下がっていきます。
やっぱり観察しやすいのは重要ですよね!
▼60センチ水槽での飼育環境の一例▼
前述した通り水槽飼育には、それに合った蓋が必要不可欠です。
脱走防止のためにも、必ず蓋をするようにしてい下さい。
脱走後のカナヘビの未来は明るくありません。
爬虫類専用ケージ【みんなの憧れ】
広く爬虫類飼育が認知されている昨今、爬虫類専用のケージも多く流通しています。
蓋の完備、ライトなどの飼育用品を取り付ける設備もあり、爬虫類飼育に関しての全てを網羅できる万能のケージです。
かっこいいんですよね。
いつかは欲しいと思っているんだけど…
>>オススメの爬虫類ケージはコチラ
まとめと関連
☆この記事で話したこと☆
- カナヘビのケージは高さが必要で、脱走防止の蓋は必須
- カナヘビは飼育環境をすぐに汚すので、扱いやすいものを選ぶ
- 飼育する頭数によって、ケージの大きさを変える
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