- ヒキガエルってどんなところで産卵するの?
- ヒキガエルの産卵時期って?
- ヒキガエルの産卵が見たい
私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。
当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。
ヒキガエルは一般的に3月〜4月にかけて、池や水たまりなどで繁殖・産卵するとされています。
温度と湿度が上がった日、冬眠から覚め自分が生まれた水場に戻って産卵を始めます。
そんなヒキガエルの産卵を見たくても、一体いつどこで見れるかは分からないものです。
この記事では実際に見たものを参考に、ヒキガエルの繁殖・産卵の『いつどこ』を考える取り組みになります。
ヒキガエルの産卵【その場所を見つけるためには】
☆ヒキガエルの産卵場所とおぼしき所…
- 止水域(→川などと違い、水の流れが無い〈弱い〉ところ)
- 水田およびその周辺の水たまり
- 森林の池や水たまり
- 公園の池や水たまり
ヒキガエルは自分が産まれた所に戻って、繁殖し産卵します。
毎年、同じ場所に帰ってくるのよ。
なので『産卵スポット』を探すことが、場所の特定には一番早いんですよね。
でも、それはどうやって見つけるんですか?
それには事前の準備が必要で、ヒキガエルのオタマジャクシを見つける所から始めます。
一年前から始めないといけないんですね…
4月から5月、産卵場所とおぼしき所をくまなく探すと、ヒキガエルのオタマジャクシを見る事ができます。
オタマジャクシは昼でも簡単に見つけることができ、難易度は低めです。
俺たちのオタマジャクシは特徴的(他と比べて)だから、見つけやすぜ。
こういった場所を把握しておくと、次もここで繁殖することがわかります。
いちから、ヒキガエルの産卵場所を見つけるには、このやり方が一番確実なんですよね。
いつ?ヒキガエルの産卵時期を特定せよ
ヒキガエルの産卵期間は非常に短いです。
一斉に集まったと思えば、1週間も立たないうちに忽然と姿を消すんだぜ。
では、いつ探しに行ったらいいんですか?
完璧な答えを出すことは難しいですが、実際に私が見たヒキガエルの産卵の様子を綴っていきます。
ヒキガエルの産卵ドキュメンタリー
●2022年3月19日 気温16℃
ヒキガエルの繁殖に遭遇。
この他にも5組くらいが繁殖・産卵を確認。
●2023年3月9日 気温14℃
田んぼの側道でヒキガエルのメスと遭遇。
まだ、産卵は始まってなく、冬眠から覚めて出てきた様子。
●2023年3月10日 気温16℃
田んぼの側道でヒキガエルのオスと遭遇。
産卵場所に向かって歩んでいた。
●2023年3月13日 気温13℃
水たまりにいたヒキガエルのオス。
メスの姿は見えなかった。オスの方が先に来てメスを待ち構えている。
●2023年3月13日 気温12℃
ヒキガエルの卵塊を発見。
1週間前に来た時は何もなかったので、その間に繁殖していた模様。
まとめと関連
☆ヒキガエルの産卵まとめ☆
✔︎ヒキガエルの産卵場所は毎年同じ
→前年にオタマジャクシを見つけた場所で、産卵も見れる
✔︎産卵時期は温度などによって変わる
→一つの場所でそこまで長い産卵期間ではない
↓ヒキガエルの産卵時に聞かられる鳴き声はコチラ↓
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