
- ニホントカゲの飼育に必要なものって?
- ニホントカゲの飼育、できる限りお金はかけたくない

私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。
当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。
ニホントカゲは日本産であり小型のトカゲなので、外国産にそれと比べると、必要なものは少ないと言えます。

ただ、それでも用意するものはたくさんあるんですよね。

始めて飼育するんですけど、できる限り予算はかけたくないんですよね。
この記事はそんな人のために、ニホントカゲ飼育で必要なものを細かく解説、具体的な費用も考える取り組みです。
ニホントカゲの飼育に必要なものは、以下の9点です。
☆必ず必要なもの5点
- ケース
→単独飼育なら45センチサイズのものが必要 - 床材
→ニホントカゲは潜る生き物 - 水入れ
→水切れには注意 - シェルター
→ニホントカゲは何かの下に潜ります - ホットスポット
→日光浴を効率よく
☆冬季飼育に必要なもの4点
- 紫外線ライト
→紫外線不足は万病のもと - バスキングライト
→自然環境の再現には必須 - パネルヒーター
→下から温めると安心 - 暖突
→飼育環境を効率よく暖める
この記事を読めば、始めてのニホントカゲ飼育でも困ることはありません。
読み進めてみて下さい。
ニホントカゲの飼育に必要なもの【必須の5点】


まずはニホントカゲの飼育で、初期セットとなるものを解説します。
飼育ケース【これがないと始まらない】
生き物を飼育するのなら、ケースは確実に必要です。

注意すべきは大きさです。
単独飼育なら『横幅が45センチ以上のもの』を選びます。

複数飼育なら『横幅が60センチ』は欲しいわね。
ニホントカゲが脱走しないものであればなんでもいいですが、多くは『プラケース』か『水槽』を選びます。

それぞれの価格、そしてメリット・デメリットをまとめました。
✴︎プラケースの価格✴︎
特大サイズ(横幅45センチ)で2000円〜3000円
プラケースのメリット・デメリット
☆メリット
- 蓋がついている
- 扱いやすい
★デメリット
- 大きさに限界がある
- 劣化が早い
✴︎水槽の価格✴︎
45センチサイズで3000円〜4000円
水槽のメリット・デメリット
☆メリット
- 鑑賞性が高い
- サイズが豊富
★デメリット
- 重量がある
- 蓋が別売り(1500円〜)
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床材【ニホントカゲは潜る生き物】
ニホントカゲは床材に潜ります。

潜ることによって、身を守ったり体温を調整してるんだよ。

なので、ニホントカゲ飼育に床材は必須です。
主に使う床材とその特徴をまとめます。
- 黒土(1000円で大量)
→安価だがコバエが湧きやすい - 赤玉土(1キロのものが100均で)
→100均でも販売している - デザートソイル(2キロで1000円ほど)
→消臭効果が高いが、少し高価
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水入れ【水は生命の源】
水入れは当然必須ですが、そこまで大きな水入れはニホントカゲ飼育には必要ありません。

舐めれる程度の水があれば十分よ。

爬虫類専用の水入れもありますが、小さなお皿などを代用しても構いません。
小さい水入れは、水切れも早いので注意が必要です。
シェルター【ニホントカゲに安心感を届ける】
ニホントカゲは身を隠すのが好きな生き物です。

だから、シェルターは入れて欲しいよ。

シェルターにも色んな種類がありますが、コストを考えるならどんなものでも大丈夫です。
大抵は何かの下の土に潜り込んでいます。
ホットスポット【上下から身体を暖める】
自然下の石や縁石の上で、日光浴をするニホントカゲを見かけます。

暖まったものの上で日光浴をすると、効率的なの。

飼育下でも同様に、ホットスポットを作ることは大事です。
石やレンガをおくと、その上で日光浴をします。
ニホントカゲの飼育に必要なもの【冬季飼育】


ニホントカゲを冬眠させないなら、飼育環境の温度管理ができるものが必要です。
ここでは、ニホントカゲを冬眠させないなら、飼育環境の温度管理は必須となります。その必要なものを紹介します。
紫外線ライト【爬虫類飼育の生命線】
ニホントカゲは紫外線を浴びることで、骨格形成を行います。

冬季は太陽による日光浴ができないため、紫外線ライトが必要です。
紫外線ライトと、ライトスタンドが必要になります。

価格はセットで5000円ほどです。
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バスキングライト【直射日光を再現】
多くの紫外線ライトは、紫外線は出ますが熱は出ません。

日光浴を再現するなら、紫外線ライトと併用で熱を伝えるバスキングライトが必要です。
これもバスキングライトと、ライトスタンドが必要です。

同じくセットで、5000円ほどですね。
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パネルヒーター【下から暖める】
パネルヒーターは、飼育環境を下から暖めます。

真冬は底冷えするから、あると助かるのよね。

ケースの外側の下に敷いて使います。
部分的に温度が高くなる設定にするといいでしょう。
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暖突【飼育環境を丸ごと暖める】
暖突は、遠赤外線によって飼育環境を上から暖めます。

安全性が高く使いやすいのが暖突です。
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まとめと関連
☆この記事で紹介したニホントカゲ飼育に必要なもの☆
※価格は参考価格です
- 飼育ケース(2000円〜)
- 床材(100円〜)
- 水入れ(100円〜)
- シェルター(なんでもいい)
- ホットスポット(石なら500円〜)
- 紫外線ライト(セットで5000円〜)
- バスキングライト(セットで5000円〜)
- パネルヒーター(2000円〜)
- 暖突(5000円〜)
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