- ニホントカゲって多頭飼育できるの?
- ニホントカゲを複数で飼育すると喧嘩するって聞いたけど…
私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。
当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。
生物を飼っていたら、複数で飼育をしたくなるものです。
ニホントカゲに関わらず、多頭飼育は単独飼育と比べて飼育の難易度が上がります。
その理由も含めてこの記事では、ニホントカゲの多頭飼育について詳しく解説していきます。
この記事では、以下の3点を解説します。
- ニホントカゲを多頭飼育すると攻撃する可能性がある
- 多頭飼育では餌が均等に与えられない恐れがある
- 多頭飼育には広い飼育環境が必要
この記事を読めば、ニホントカゲの多頭飼育の難しさとやり方がわかります。
読み進めて確認してみてね。
ニホントカゲの多頭飼育が難しい理由3点【対策あり】
冒頭にも言った通り、ニホントカゲの多頭飼育は単独飼育に比べて難しいです。
その理由としては…
- 個体同士の相性によって、相手を攻撃する可能性がある
- 複数の個体がいると、均等に餌を与えるのが難しい
- 飼育環境を大きくする必要がある
などがあります。
これらの具体的な解説と、その対策を考えることで話を進めていきます。
【ニホントカゲ多頭飼育】個体同士の攻撃
ニホントカゲは縄張り意識が強く、春から夏の繁殖期にかけて他の個体を攻撃する傾向が高まります。
特にオスはそうなんだよね!
つまり、ニホントカゲのオスの多頭飼育が難しいと言えます。
実際にオス同士で飼育すると、噛みつくことがあります。
弱い方が徐々に弱っていくんだよ。
オスとメスならどうなんですか?
相性がありますが、比較的仲良くする傾向にあります。
▼仲良くよりそうニホントカゲのオスとメス▼
【ニホントカゲの多頭飼育】餌の配分
餌の捕獲もニホントカゲで、上手い下手があります。
生き餌を与える場合、下手な個体に餌が回らないことがあります。
餌への反応がいい子と、そうじゃない子がいるのよね。
とにかく餌にありつけない個体は確実に弱っていきます。
どうしたらいいんですか?
対策は2つ…
- 餌が全員に行き届くようにしっかり観察する
- 冷凍餌や人工飼料を与える
冷凍餌や生き餌は、主に個別にピンセットから与えます。
つまり均等に餌を与えることができるんですよね。
ニホントカゲは冷凍餌や人工飼料に餌付くんですか?
私の感覚では人工飼料はともかく、冷凍餌(冷凍コオロギ)には高い確率で餌付きます。
それらに餌付かせれたら飼育は格段に楽になるので、ぜひトライしてみてください。
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▼ニホントカゲを人工飼料に餌付かせる記事はコチラ▼
【ニホントカゲ多頭飼育】飼育環境の大きさ
多頭飼育の場合、お互いのストレスを軽減するために飼育環境を大きくする必要があります。
小さい環境だとやっぱり揉めちゃうのよね。
どのくらいの大きさが必要なんですか?
ニホントカゲは単独飼育なら『幅45㎝の水槽』で十分ですが、複数飼育なら『幅60㎝の水槽』が欲しいところです。
ニホントカゲの場合は特に低面積を重要視して下さい。
登るってことはあんまりないからね。
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後は『隠れるところをたくさん用意』して下さい。
私たちは巣を作るから、シェルターがたくさんあるとお互いに干渉せずに済むのよ。
まとめと関連
☆この記事で話したこと☆
- オス同士の多頭飼育はお互いを攻撃するのでNG
- 冷凍餌や人工飼料に餌付かせると、与える餌をコントロールできる
- 多頭飼育する場合は大きめの飼育環境を用意する
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