ニホントカゲとカナヘビの違い【見た目・生態・飼育方法・採集方法の4点】

私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。

当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。

ニホントカゲとカナヘビは、そもそもトカゲの中の分類が違います。

ということでこの記事ではニホントカゲとカナヘビの違いを、『見た目』『生態』『飼育方法』『採集方法』の4つの視点で考えていきます。

まずはニホントカゲとカナヘビの見た目の違いを、画像で見比べてみましょう。

ニホントカゲとカナヘビの体長（体の長さ）は、最大25センチくらいでほとんど同じです。

体長は同じくらいでも、体重の重いニホントカゲは大きく見え、カナヘビは華奢に見えます。

自然化で小さなトカゲを見つけたら、特徴的な青をしているかどうかで、容易にどちらのトカゲか判断できます。

ニホントカゲとカナヘビは同じような場所にいますが、生態には違いがありそれぞれの特徴があります。
その中でも大きな違いを解説します。

ニホントカゲは1日を通して地中に潜っている時間が長いです。

特に大きな違いはありません。
食べる餌はほとんど同じで、飼育環境・設備も同じもので問題ありません。

そこで主な『共通点』と『違い』の2点をまとめました

つまり一般的なトカゲ類の飼育方法ってことですね。

結論、可能です。
ただ注意するべきことがあります。

これはどんな生き物でも、多頭飼育する上での注意すべきポイントですよね。

ニホントカゲとカナヘビの採集方法には、いろんな違いがあります。

それを解説していきましょう。

大体昼を超えると、ニホントカゲは地中（巣穴）に帰ります。
ニホントカゲを捕まえたいなら、晴れた日の温度が上がり始める時間帯に探しに行くのがいいですね。

産卵が始まる5月中旬以降は、めっきりニホントカゲのメスを見ることはなくなります。