ニホントカゲに人工飼料を餌付かせる【メリットと与え方を解説】

私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。

当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。

はい、食べます。
確率は50％くらいです。

この記事では、ニホントカゲに人工飼料を食べさせるメリットと、食べさせ方を解説する取り組みとなります。

そうですね。
生き餌は栄養という点で万能ではありません。
ニホントカゲを健康に育てるには、色んな餌を与える必要があります。

そんな中、人工飼料は文字通り人が作ったものです。

当然、完璧な栄養バランスになるように作られています。

そうですね。
それが人工飼料を食べさせる最大のメリットになります。

人工飼料を食べさせるメリットが解ったところで、肝心の餌付けの仕方を解説していきましょう。

ニホントカゲは警戒心の強い生き物です。
『捕食』はその瞬間、無防備になる行為であり、警戒心の強いニホントカゲはそれに非常に慎重です。

ニホントカゲが環境に慣れてきたら、ピンセットを使って餌を与えてみましょう。

その時に活躍するのが『冷凍コオロギ』です。

冷凍コオロギを解凍し、ニホントカゲに与えます。

ピンセットから餌を食べるようになったら、今度は人工飼料で試してみましょう。

やり方は冷凍コオロギと一緒です。
ピンセットで挟んで人工飼料を食べさせてください。

論より証拠、以下の動画を見てください。

そうですね。
ただ、この方法はよほど人工飼料が好きな個体でないと難しいでしょう。
でも、置くだけなので試してみてもいいですね。

それでは我が村で使っている、2つの人工飼料をご紹介します。

乾燥飼料の良いところは常温で保管できるのと、ふやかすだけで使えるところですね。

フトアゴゲルは嗜好性が高く、ニホントカゲはよく食べます。
ただ長期保存が難しく、量も少ないです。