- ヒキガエルを採集したいけど、どこを探せばいいのか?
- ヒキガエルってどんな時に採集に行けばいいの?
私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。
当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。
ヒキガエルが飼いたい…。
そう思ったら、採集に行きましょう。
ヒキガエルはごく身近にいて、その気になればすぐに採集できます。
でも、どんなところを探せばいいのかな…?
この疑問に答えるべく、この記事では『私のこれまでの経験』による、ヒキガエルの採集のポイントをまとめました。
以下のことを中心に、解説していきます。
- ヒキガエルのいる場所
→『住宅街周辺』『田んぼ周辺』『産卵スポット』 - ヒキガエルを見つける時期
→『夜』『雨の日』
ヒキガエル探しは闇雲に行うより、ポイントを押さえた方が発見率が上がります。
読み進めてみて下さい。
ヒキガエルってどこにいる?【場所】
まずはヒキガエルがいる、主なポイントです。
- 住宅街を探す〜案外普通にヒキガエルはいます〜
- 田んぼの周りを探す
- ヒキガエルの産卵スポットを探す
それぞれを考えていきます。
住宅街を探す〜案外ヒキガエルは普通にいます〜
私たちが暮らす住宅の周辺でも、ヒキガエルは見つかります。
民家の周りには小さな昆虫がいっぱい、俺たちが生活するにはもってこいの場所なんだぜ。
見つけるとものすごくびっくりしますが、普通に道路わきにたたずんでたりします。
ヒキガエルは存在感があり、『逃げる』能力は非常に乏しいです。
つまり、見つけることができたら確実に捕えれるんですよね。
住宅周辺の道路で見つけたヒキガエルのオスの個体。
かなり大きな個体です。
田んぼの周辺を探す
田んぼ周辺は色んな生き物達の活動拠点です。
当然、私たちもいるわ。
田んぼにはヒキガエルの餌となる生物もたくさんいれば、ヒキガエルの天敵もいます。
ヒェ〜…
上の写真はヤマカガシ。
ヒキガエルの毒をもろともしない(取り込み自身の毒にする)、ヒキガエルの捕食者です。
田んぼ周辺でよく見かけます。
捕食者がいるってことは、ヒキガエルもいるってことですね。
自然界の食物連鎖を感じながら、 ヒキガエルを探すのも一興でしょう。
田んぼの側道にいたヒキガエルのメスの個体。
ヒキガエルの産卵スポットを探す
私たちは、自分が産まれた場所に戻って繁殖行動をする習性があるの。
なので、産卵時期に産卵スポットを探すと、その周辺で容易にヒキガエルを見つけることができます。
でも僕達の産卵期間は1週間ほどで、すぐにいなくなっちゃうよ。
それでも産卵場所には卵があり、そしてオタマジャクシがいるんですよね。
6月くらいになると、その周辺で小さなヒキガエルを見つけることもできるでしょう。
とにかく、ヒキガエルの産卵場所がわかれば、どこを探すべきかもわかるということです。
繁殖行動を取るヒキガエルのペア。
繁殖中に採集をするのは、避けたほうがいいでしょう。
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ヒキガエルを採集するタイミング【時期】
探す場所は分かりました。
次にどんな時に探せばいいんですか?
ヒキガエル探しのタイミングは『夜』と『雨の日』です。
ヒキガエルは夜に探す
まずひとつ目は夜です。
俺たちは夜行性で、薄暗くなる夕方から出てきて活動するんだぜ。
そうか。
夕方以降の夜に探すのがいいんですね。
ヒキガエルは雨の日に探す
もう一つは雨の日です。
コチラが重要ポイントです。
雨の日は私たちの行動範囲が広がるの。
発見しやすくなるんですね。
雨の日は、昼間でも活動してたりするぜ…
雨の夜の生物探しは、危険が伴います。
万全準備で臨んで下さい。
まとめと関連
☆この記事で話したこと☆
✔︎ヒキガエルがよくいるポイント
→『住宅周辺』『田んぼの周り』『産卵スポット』
✔︎ヒキガエルを採集に行くタイミング
→『夕方〜夜』『雨の日→重要』
✔︎温度管理ができている状態なら、土を敷く必要もない
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