ヒキガエルのオタマジャクシの飼育方法【上陸まで】

私、くま村長。
主に野外採集の日本産の爬虫・両生類の飼育者です。

当ブログは、私の実際の飼育経験に基づいて爬虫・両生類の飼育についてまとめています。

この記事では、ヒキガエルのオタマジャクシの入手から飼育方法、そして上陸に至るまでの流れを細かく解説していく試みになります。

入手方法は大きく2つ、『採集』か『購入』です。

ヒキガエルには産卵スポットがあり、4月上旬にかけてそこでオタマジャクシも見ることができます。

そんな所に、下の動画のように大量のオタマジャクシがいます。

特徴は真っ黒であることと、比較的に小さいことです。

上の写真はヒキガエルのオタマジャクシではありません。
全体的に薄い印象です。

対してヒキガエルのオタマジャクシは、上の写真のように真っ黒です。
大きさも1センチくらいで、他のオタマジャクシと比べても非常に小さいです。

ペットショップやインターネットなどで、ヒキガエルのオタマジャクシが販売されることがあります。
いずれにせよ、春先のわずかな期間です。

再度言います。
ヒキガエルがオタマジャクシである期間は非常に短く、1ヶ月ほどでカエルとなって上陸します。

まずは、実際のオタマジャクシの飼育環境を見ていきましょう。

水草はオタマジャクシのエサにもなるので、必ず入れておくようにしましょう。

そして水草を入れておくと、最終的にはそれを食べます。

そうですね。
あとはどんどん成長していきます。
成長の様子を動画で見ていきましょう。

手足が生えてきたら、尻尾も短くなっていきます。
そうすると上陸のタイミングですね。

上陸したてのヒキガエルは非常に小さいですが、もうオタマジャクシではありません。

小さいし、ここからは基本的に動くエサしか食べないので、飼育は難しくなるんですよね。